284話 ページ42
危なくないのかな…。
Aは怪我をしたほむらと松風と共に、ラボカーで待っていた。
その目は、不安を称え森の中を見ている。
｢A、泣いた…？｣
ほむらがAの目を見て言った。
｢あ、ごめん。ほむらちゃん。｣
｢ほむらちゃん達の方が余っ程怖かったと、思うけど…。｣
｢あんな、安全な所にいたのに、泣いちゃった…。｣
｢ごめん、情けないね。一人だけ…。｣
ここにいる女性陣は、A以外、泣きもせず、戦った。
恐怖に飲まれたのは、Aだけ。
強くなりたい、強くなりたい。そう思い続けているのに、結局はこれだ。
Aは、自分が恥ずかしくてしょうがなかった。
｢それは違います。A殿。｣
｢恐怖を感じるのは、悪いことではござらぬ。｣
｢私も、恐怖を感じました。｣
｢あれは、怖いものだ。｣
｢だからこそ、除かねばならぬ。｣
｢そう、切り替えればいいのでは無いでしょうか…。｣
ほむらはAの手を慰めるようにぎゅっと、握った。
言葉と、温もりが、伝わる。
変換…。
そうか。
怖いのは、悪いことじゃない。
私が駄目だったのは、恐怖に飲まれたからだ。
怖い時こそ、自分に何ができるか、考える。
思考を止めるな、A。
｢ほむらちゃん、松風さん。｣
｢ありがとう。｣
Aは、ほっとしたように、笑った。
数時間後
どーーーん!!!!
もはや、どうやって持ってきたかも分からない。
目の前には、巨大な木に乗ったあの戦闘機があった。
その木には、これまた太い縄が括り付けられており、その先はラボカーに繋がっている。
｢正義の科学王国がおありがた〜く頂きだ！｣
｢正義の飛行機に一から作り直してやんよ。｣
｢はっはー！敵の戦力を削ぎこちらのものとする。｣
｢立派な戦略だぞ！｣
し…強かだ。
あれくらいになれるよう、私も場馴れしなきゃ。
｢A様。目指すべきはあそこではございません。｣
｢そ、そうですかね…？｣
そんなA達のやり取りを、千空と龍水は優しい眼差しで見つめていた。
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Jane Doe(プロフ) - メウ(゜ロ゜)さん» メウさん！コメント、ありがとうございます!!えー！ドキドキしてくださってありがとうございます！彼らの魅力は青天井だと思うので、私なりに沢山出していけたらと思います！後は、原作と、アニメと、他の作者様達の作品で補完補完をお願いします笑 (2023年4月9日 9時) (
レス) id: 980e4647fc (このIDを非表示/違反報告)
メウ(゜ロ゜) - 更新ありがとうございます!!だんだん夢主ちゃんへのアピールが分かりやすくなってきて、読んでいてドキドキしました！頑張ってください！ (2023年4月9日 7時) (レス) id: c71eec4ba7 (このIDを非表示/違反報告)
Jane Doe(プロフ) - まるさん» まるさん！コメント嬉しいです！大人組、いいですよね！了解です！直直挟んでいきますね！ (2023年4月5日 6時) (レス) id: 7151efa53f (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 262話天才です...こういうやりとり待ってます...！更新頑張ってください！ (2023年4月5日 0時) (レス) @page21 id: abe392a41c (このIDを非表示/違反報告)
Jane Doe(プロフ) - メウさん！本当にコメントありがとうございます！もう本当に、励まされてばかりで…!!これからもよろしくお願いします！ (2023年4月2日 2時) (レス) id: 7151efa53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Jane Doe | 作成日時：2023年4月1日 10時
