260話 ページ18
勝負は進む。
最中、ゲンは様々な仕掛けを施したが、コハクはそれを見逃さず、一つ一つゲンの手の内を暴いていた。
それでも根っからの勝負師なのか、龍水の方に若干の勝ちが見える。
遂に最終局面、龍水はチップ全乗せという勝負に出た。
降りるか、乗っかるか…。
千空達はどのような決断を下すのか、肩唾を飲んで見守る中、千空が言う。
「んじゃ俺も!!」
「ぜんぶ賭け!!!!」
勝負は、決まった。
千空の出したロイヤルストレートフラッシュ
最強の手札であった。
「勝者千空―――!!!!!!」
大儲けしたと、喜ぶものや全財産を失ったと嘆くもの、様々な反応があった。
Aは賭けに勝ったものの、そもそも何も賭けていなかったので、大儲けとはいかなかった。
「次！次の勝負で取り返すぜ!!」
「もう一戦いいじゃん!!!!」
今回の敗北者である陽が叫ぶ。
「いいだろう!!」
龍水がぱきんと指を鳴らした。
龍水に連れられ、全員が甲板へ出る。
そこには、何台ものポーカー台と電飾に彩られたカジノと書かれている看板が立っていた。
わあああああ！
先程の比ではない歓声がわく。
皆は思い思いに賭け事を始めていた。
す…凄い。
こんなもの、どうやって…!!
「どうだ？A。」
すっと、着飾った龍水が横に立った。
煌びやかな明かりに照らされた龍水は、そっくりそのままドラマの中から出てきた王子様のようだった。
「龍水さん…これは…!!」
「まだだ。こんなもので満足するな。」
龍水がAの腰を抱き、カジノの横を通り過ぎ、奥へ案内をする。
そこには、フランソワが仕切る、バー・フランソワがあった。
フランソワは、その腕で船員一人一人のオリジナルカクテルを作っていた。
スイカ、司、コハク、ゲンとその味に魅了されていく。
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Jane Doe(プロフ) - メウ(゜ロ゜)さん» メウさん！コメント、ありがとうございます!!えー！ドキドキしてくださってありがとうございます！彼らの魅力は青天井だと思うので、私なりに沢山出していけたらと思います！後は、原作と、アニメと、他の作者様達の作品で補完補完をお願いします笑 (2023年4月9日 9時) (
レス) id: 980e4647fc (このIDを非表示/違反報告)
メウ(゜ロ゜) - 更新ありがとうございます!!だんだん夢主ちゃんへのアピールが分かりやすくなってきて、読んでいてドキドキしました！頑張ってください！ (2023年4月9日 7時) (レス) id: c71eec4ba7 (このIDを非表示/違反報告)
Jane Doe(プロフ) - まるさん» まるさん！コメント嬉しいです！大人組、いいですよね！了解です！直直挟んでいきますね！ (2023年4月5日 6時) (レス) id: 7151efa53f (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 262話天才です...こういうやりとり待ってます...！更新頑張ってください！ (2023年4月5日 0時) (レス) @page21 id: abe392a41c (このIDを非表示/違反報告)
Jane Doe(プロフ) - メウさん！本当にコメントありがとうございます！もう本当に、励まされてばかりで…!!これからもよろしくお願いします！ (2023年4月2日 2時) (レス) id: 7151efa53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Jane Doe | 作成日時：2023年4月1日 10時
