122話 ページ25
あれから、怪我人はより医療の発達した石神村の拠点へと運ばれた。
無論、Aもその一人である。
内蔵や骨に問題は無いと言っても、何も訓練をしていないものが、気絶するほどの氷月の重い一撃を貰った。
立てるようになったとて、あと3.4時間は鈍痛が続くだろう。
また、今回一番の怪我人である羽京も治療をし治されていた。
本人は、もういいと頑なに拒んでいたがAの応急処置にもなっていないという一言を受け、包帯を巻き直したようだ。
司と氷月、千空やゲンなど無傷のものは、直ぐに出立出来るようにと準備を進めていた。
今回は、司の妹を救いに行くという目的なので、最低限の人数で事を進めようという事になったのである。
病院へ行くものは、司、千空、氷月、羽京、大樹、杠など各集落の中心的なメンバーが選別された。
Aも声をかけられたが、まともに動けるようになるまで暫くかかるため、今回は断ったのである。
話は、奇跡の洞窟から石神村集落へ向かう所から始まる。
｢氷月さん、お願いです！｣
｢ですから、何度も断ったでしょう。｣
｢もう、本当に、無理です…。｣
｢降ろしてください!!｣
そう、現在Aは氷月に抱えられて石神村へ向かっている。
事の発端は、全てが終わり、千空達がAの元へ向かおうとした際。
どこからかすたすたと歩いてきた氷月が｢私の勘違いでした。大変申し訳ない。｣と些か棒読み感が否めない声色でひょいっとAの事を連れて行ってしまったのである。
千空やゲンなどAの近くにいたものは、一瞬の出来事すぎて何が起こったのか理解する頃には、氷月とAは既に遠くへ行っていた。
そこから、ずっと二人はこんなやり取りを繰り返しているのである。
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Jane Doe(プロフ) - 樹乃さん» 樹乃さん！コメントめちゃめちゃ嬉しいです＼(^o^)／ありがとうございますす♪お気持ち凄く嬉しいです！この先長いですが、ぜひこれからもお付き合い下さい。 (9月30日 11時) (
レス) id: 980e4647fc (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - こう...文章が凄く綺麗だと思いました(語彙力) (9月30日 9時) (レス) @page15 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
Jane Doe(プロフ) - あ、ありがとうございます！本当に、コメント、めっちゃ励まされますね！ぜひこれからもお読みください！ (2023年3月15日 10時) (レス) id: 7151efa53f (このIDを非表示/違反報告)
メウ(゜ロ゜) - 神作品にであってしまった！更新がんばってください！ (2023年3月15日 10時) (レス) @page46 id: c71eec4ba7 (このIDを非表示/違反報告)
Jane Doe(プロフ) - まじですか！ちょーやる気出ました!!ぜひこれからも読んでってください!! (2023年3月14日 15時) (レス) id: 7151efa53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Jane Doe | 作成日時：2023年3月9日 3時
