COLOR～いろとりどり 3 (ページ5)

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story-103.加藤side ページ5

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加藤side

小山「ねぇ、そういえばさ、まっすーと手越はなんでAちゃんと知り合いなの？」

手越の向かいに座っていた小山が、そう言われてみればごもっともな疑問をぶつける。

手越「あー、俺がさ何回か行ってたフットサルにいたの。めっちゃカミソリパスしてくんの。笑」

A「ちょ、手越くんっ！！」

当時のことを思い出してなおも楽しそうに話す手越の左腕をAちゃんが慌てた表情をしてつかんでいる。

加藤「フットサルするんだ。え、でもそれじゃあまっすーと繋がらなくない？」

カミソリパスから話題が逸れたからか、少しほっとした表情で、俺の質問の先へ目をむける。

増田「あー。なんか。俺がてごしと打ち合わせしたくて迎えに行った時があって。そんでてごしが足ケガして、Aちゃんが色々…」

小山「え？！手越、ケガしたの？！いつ？！なんで！だまってたの！」

今にも立ち上がる勢いの小山を見て、しまったと言う顔をして見合わせるテゴマス。

まっすーは、む。と口の端を下げて首を振って「言わない」と意思表示してる。

まっすーってたまにこうやって大事なことネタバレする時あるんだよなー(笑)