story-34.＊増田side ページ35
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増田side
マネージャー「お疲れ様でした。あしたは11時からなので10時半ごろ迎えにきますね」
増田「ん。よろしく〜。お疲れさま」
マネージャーに送ってもらい、21時前には家に着いた。
増田「あ、そうだ。駐車場」
一度部屋に帰るときっとまた出てくるのがめんどくさくなるだろうと思い、そのままの足で駐車場へ向かった。
愛車にたどり着くと、助手席の窓から中を覗く。
増田「…んー、靴…見当たらないな…」
増田いま家ついたんだけど、フットサルシューズ、どのへんに置いた?
A助手席だよ
んー…。もしかして別のところに置いてったんじゃないか？
そんな思いもあり、通話ボタンを押す。
耳元で2度呼び出し音を確認すると、遠慮がちな声が聞こえてきた。
A「もしもし。。」
増田「あ、もしもし？ごめんね、電話して。いま車にいるんだけど、助手席のどのへんにおいた？」
A「足元…」
増田「ん？まってね」
ドアをあけて助手席の足元を覗き込む。
増田「あ、あったあった！ずいぶん奥に置いたもんだね(笑)」
助手席の下に、出来るだけ奥に押し込んだであろう場所にシューズケースを見つけた
A「…シートを汚しちゃいけないなと思って足元に置いてって…」
そのあとの言葉が急に小さくなり、聞こえなかった。
増田「ん？なんて？」
A「………ご飯の美味しさのあまり忘れた…」
増田「あっはっはっは！！！！！」
A「ちょっとー…笑わないでよー…」
増田「ごめんごめん…(笑)だっ、て…………ふはははは！」
本当に想定外。言わなくてもいいのに(笑)
A「うー…また時間あるときに持ってきてもらっていい？」
増田「いいよ、今度フットサルいつあるの？それまでに渡せるかな？」
A「えっと、明日の14時から…」
増田「明日かー。ごめん、朝から仕事があって17時くらいならいけるんだけど…どうしよっか。」
A「そっかぁ…じゃあ17時でいいから、おねがいできる⁇ほんとごめんね」
増田「あのへんに行く用事もあるしいいよ。じゃー、また明日ね」
A「うん、おやすみ」
増田「はーい」
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作者名：prco | 作成日時：2018年2月7日 23時
