story-12.＊増田side ページ13
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増田side
春からのコンサートの衣装のこと、
テゴマスについても話ししたくて、
半ば強引に手越との予定をつくった。
手越はレコーディングを順調に終わらせたらしく、昼過ぎに
“終わったー！ボール蹴ってくるー！！！”と連絡が来た。
俺もさっき打ち合わせが終わり、
手越からマップが送られてきたフットサル場の駐車場に到着したところ。
ーーー15時に終わるって言ってたっけ。
少し早く着いたかな…
車の中の時計は14:30をさしていた。
さて、どうするか。と
運転席のシートにどすんともたれ、左手の指先を口に当てる。
車の外からは流行りのJ-POPにまじって、ホイッスルの音やボールの音、歓声、笑い声が聞こえる。
"まっすーもやればいいじゃん"
なんて手越に言われたことを思い出していた。
ーーー手越は遊び程度で楽しめばいいじゃんって思ってるんだろうけど
遊び程度っていうの難しいよね。
そんなにうまくないし、
比較されんのもやだし、
完璧でいたい。
けど、ガチで練習も出来ないし、
、
、
、
、
……つまり、やらないって答え。
こんな風にめんどくさく考えてしまうことを
手越はきっと理解出来ないだろう。
言ってもしょうがないから、口にしない。
ーーーて俺が思ってることもあいつは分かってるんだろうけど。
手越は俺のことを分かってくれてるし、
俺も手越のことはよく分かってるつもり。
似合う服だって。衣装だって…
あーそうだ。衣装、
…、
フットサルしてる姿を見て何かヒントになるのかも知れない。
そんな思いもあって、車から降りてコートへ向かう。
、
、
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やっとまっすー出せました！
ここから一気に展開していきます！ね
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作者名：prco | 作成日時：2018年2月7日 23時
