工作者と鬼 ページ7
「こいつがこいつの同期に俺が仕掛けたんだとか言って自慢してるのたまたま聞いちゃって全員シメた」
「シメたって・・・」
「だって誰に指図されてやったんだよ！って聞いてもこいつ答えないし！」
「勘弁してくださいよ、俺の信頼にも関わるんです！」
「オメーはもう私らからの信頼はゼロだけどな！」
まあ多分チョン社長からだろう。チョン社長のことだ、口止料もキチンと払ってるに違いない。
「ウンギョン君、チョン社長にもうやるのいいわよって言われたからやめたの？」
「は、はい、成功したので70万ウォンもらいました・・・ってああ！」
「おい、ウンギョン・・・私は今聞いてたぞ・・・」
「ああああごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ハナが殴りかかろうとしたところを抑えウンギョン君の方にまっすぐ向いた。
「あの、Aさん・・・」
「私が何がいいたいか、わかる？」
「・・・大変申し訳ございませんでした」
「・・・・・もう絶対にやらないって言うなら焼肉ランチで許してあげる」
「ちょっと！A！」
焼肉ランチはさすがに安すぎたかな、なんて甘い自分にも少し笑ってしまうがウンギョン君がその瞬間「約束します！！！」なんていうからツイ許してしまった。
「まあ、次お前なんかAに被害加えたらこのあいだのなんか比じゃないくらい痛めつけるからな・・・」
「・・・・・・はい」
隣のハナが怖いがクスクスと笑いながら仕事を始めた。
今日は午後から95zとの打ち合わせでそれまでは通常の業務である。
私はジミン君にどうやって自分の思ったことを伝えるか、そんなことを考えながら仕事に取り掛かった。
「Aさーん、95zきましたよー」
後輩に呼ばれ部署の入り口にいくとヨソヨソしいテヒョン君と私を見つけるなり笑顔になるジミン君。
「Aさん！」
「・・・Aさん」
「ジミン君はそうでもないけど、テヒョン君久しぶり」
「・・・あの、俺」
「ふふ、気にしてないからいいよ」
「・・・すみません」
テヒョン君は肩をシューンと落とし凄く申し訳なさそうだった。
「テヒョンそんな落ち込むなよー」
「ジミン〜俺冷たい態度とっちゃって・・・」
「気にすんなよ！またこれから態度改めればいいじゃん！」
するとテヒョン君は、チラッとこちらを見て「これから仲良くしてくれますか・・・？」と言った。
そんな顔で見られたら「うん」しか答えないじゃん・・・イケメンめ・・・
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すゆん(プロフ) - 全部読ませていただきました！最初凄く楽しくてライバルが現れた時ジミンくん優しすぎだし感情混入しすぎてこっちまで泣いてしまいました笑何回も読み返ししそうです！ (2016年11月29日 17時) (
レス) id: e66bf3a25b (このIDを非表示/違反報告)
shino(プロフ) - 佐藤さんの作品好きです。この作品は特に好きです。というか、佐藤さんのキャラも好きです！！！！いきなり変人ですよね、すいません、、。いやでも本当に見ててキュンキュンするというか、もおぞっこんです(笑)何か、いきなり本当にすいません、、 (2016年7月23日 23時) (レス) id: aaf9023767 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - ユンギペンなので死にました。最高です。何回も見直しちゃうかもです笑 (2016年2月24日 1時) (レス) id: 02b87418bd (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - ちゃいさん» ありがとうございます！！！ユンギの塩と砂糖感出すのが書いててとても楽しかったのでとても嬉しいです！粗末な作品でしたが読んでくれてこちらこそありがとうございました！！！ (2015年10月7日 17時) (レス) id: 4832d6932f (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - めいさん» 通知が来るたびワクワクして頂いて本当に書いててその言葉を聞けたのがとても嬉しいです！！粗末な作品でしたが読んでくれてこちらこそありがとうございました！！ (2015年10月7日 17時) (レス) id: 4832d6932f (このIDを非表示/違反報告)
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