きちんと愛を伝えるよ。 ページ49
「俺いつも肝心なところでなにもできなくて。お前に泣かせてばかりだし辛い思いたくさんさせてた。でも、俺はもう絶対お前のこと疑わねぇし、絶対離さねぇ。・・・それぐらい、俺も愛してる」
「ユン・・・ギさ・・・っ」
「だから俺と
結婚してくれないか？」
私は涙が止まらなく、ボロボロと流しながらユンギさんに抱きついた。
「私こそ、ユンギさんのお嫁さんにしてください」
「・・・・。すげえ今嬉しい・・・」
「おっ、おじいちゃんやおばあちゃんになっても・・・あの・・・」
「二人で寄り添っていこう。ずっと」
「・・・・・はいっ」
すれ違ったお互いの気持ちも
また前回と同じように路上で確かめあって私たち
どちらからでもなく深い深いキスをして。
いろんなことあったけど、本当に本当にまたユンギさんの横に立ててよかった。
「愛してる、A」
「私もです、ユンギさん」
そして月日がたって。
「A様、本当にお綺麗です」
「・・・そ、そうですか？やっぱ人ってドレスで変わりますね」
「これならユンギ様もびっくりなさりますよ！」
「・・・そうでしょうか」
真っ白なウエディングドレスを纏い私は控え室で仕度をする。
綺麗に着飾られた自身を見て「人ってこんなに変われるんだな」なんて。
コンコンとノック音がし、振り向くと綺麗な白のタキシード姿のユンギさんがいた。
「あ、ユンギさん・・・」
「・・・・・」
ユンギさんは目を見開いて口に手を持って行ってボーゼンとしている。
「へ、変ですか？」
「・・・いや、その逆。やべえな」
「似合いますか？」
「馬子にも衣装だな」
「・・・・・」
「うそうそ。・・・綺麗だよ」
私は嬉しくなってユンギさんに抱きつく。
「夢みたい！」
「ああ・・・」
ユンギさんは私の頬を撫で笑った。
「お二方お時間です。チャペルの方にお越しください」
スタッフさんにそう言われ、ユンギさんは「俺、先に行ってるから。・・・またな」
といっていってしまった。
「ではA様、お父様がお待ちですのでこちらへ」
「はい」
父が待機しているところに行く。すると父が今にでも泣きそうな顔をして。
「A・・・・」
「お父さん、いままでお世話になりました」
すべてのキッカケはお父さんのおかげだ。お父さんがユンギさんに引き合わせてくれた。いまではお父さんへの感謝の気持ちでいっぱいで。
「お父さん、本当にありがと」
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すゆん(プロフ) - 全部読ませていただきました！最初凄く楽しくてライバルが現れた時ジミンくん優しすぎだし感情混入しすぎてこっちまで泣いてしまいました笑何回も読み返ししそうです！ (2016年11月29日 17時) (
レス) id: e66bf3a25b (このIDを非表示/違反報告)
shino(プロフ) - 佐藤さんの作品好きです。この作品は特に好きです。というか、佐藤さんのキャラも好きです！！！！いきなり変人ですよね、すいません、、。いやでも本当に見ててキュンキュンするというか、もおぞっこんです(笑)何か、いきなり本当にすいません、、 (2016年7月23日 23時) (レス) id: aaf9023767 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - ユンギペンなので死にました。最高です。何回も見直しちゃうかもです笑 (2016年2月24日 1時) (レス) id: 02b87418bd (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - ちゃいさん» ありがとうございます！！！ユンギの塩と砂糖感出すのが書いててとても楽しかったのでとても嬉しいです！粗末な作品でしたが読んでくれてこちらこそありがとうございました！！！ (2015年10月7日 17時) (レス) id: 4832d6932f (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - めいさん» 通知が来るたびワクワクして頂いて本当に書いててその言葉を聞けたのがとても嬉しいです！！粗末な作品でしたが読んでくれてこちらこそありがとうございました！！ (2015年10月7日 17時) (レス) id: 4832d6932f (このIDを非表示/違反報告)
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