伝えなきゃいけない ページ5
自分の気持ちに気付いたとしてもジミン君との関係をどうするか、が問題であった。
私としてもすごく彼は私のこと大事にしてくれているし私自身も少しだけ彼に対して気持ちもあった。
彼についていけば必ず幸せになれるってわかるし、それくらい私を愛してくれていたのだ。
良心が痛みながらも彼にはちゃんと伝えなきゃいけない。
私本当最低だ。
なんてことをしてしまったんだろう。
「はあ」
先ほどから携帯でジミン君の電話番号の画面を出しては消したりして何度もそれを繰り返して15分たった。
心にモヤモヤがありながらもそれを何度も繰り返しながらため息をついていた。
「本当いくじなし！！！私！！！」
机に頭をガン！とぶつけ机に突っ伏す。
暫くそこでボーッとし無駄な時間を過ごしてしまった。
電話をかける勇気がないなら
仕事場であってその後に言うしかない。
仕事場に私情を持ち込むなんて言語道断だけどそれしかジミン君にキチンと話せないから、仕方なくそうしようとおもった。
「よし。そうしよう」
私は布団に潜り夢の中へ落ちた。
翌朝目が覚めて起きて顔を洗おうとして鏡を見ると昨日泣きすぎたのか目がめちゃくちゃ腫れていてブサイク極まりなかった。
「うわっ、ブスッ！」
自分の顔がブサイクすぎて呆れてしまうくらい目が腫れていて呆れてしまう。
急いで化粧をして、仕度をし、家を出る。
今日は95zと打ち合わせの日なのだ。
ジミン君に会えるので多少緊張する。
朝からドキドキしながら電車に乗り、出勤だ。
「Aさん」
「あ！ジンさん！」
「久しぶり」
会社のエントランスを歩いているとジンさんに話しかけられた。ジンさんは相変わらずのニコニコ笑顔で相変わらず何考えてるかわかんない。
「ゆっくり休めた？」
「あ・・・まあ・・・」
「はは、そんなに固くならないで」
ジンさんと一緒にエレベーターに乗る。乗ってる人は私たち二人しかいなくて気まずかった。
「そういえばユンギ、婚約パーティー開くんだ」
「え・・・パ、パーティ？」
「うん、チョン社長と」
ジンさんはにっこりこちらを見つめている。
そういえばハナが言っていた。
「ジンさん、あんたに協力的だったけどあんたとの婚約反対派みたいだから気をつけて。ユンギ社長にAと会社どっちが大事か聞いてたし・・・」
私はキッと睨んでまっすぐジンさんを見た。
「それ、私に言う必要ありますか？」
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すゆん(プロフ) - 全部読ませていただきました！最初凄く楽しくてライバルが現れた時ジミンくん優しすぎだし感情混入しすぎてこっちまで泣いてしまいました笑何回も読み返ししそうです！ (2016年11月29日 17時) (
レス) id: e66bf3a25b (このIDを非表示/違反報告)
shino(プロフ) - 佐藤さんの作品好きです。この作品は特に好きです。というか、佐藤さんのキャラも好きです！！！！いきなり変人ですよね、すいません、、。いやでも本当に見ててキュンキュンするというか、もおぞっこんです(笑)何か、いきなり本当にすいません、、 (2016年7月23日 23時) (レス) id: aaf9023767 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - ユンギペンなので死にました。最高です。何回も見直しちゃうかもです笑 (2016年2月24日 1時) (レス) id: 02b87418bd (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - ちゃいさん» ありがとうございます！！！ユンギの塩と砂糖感出すのが書いててとても楽しかったのでとても嬉しいです！粗末な作品でしたが読んでくれてこちらこそありがとうございました！！！ (2015年10月7日 17時) (レス) id: 4832d6932f (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - めいさん» 通知が来るたびワクワクして頂いて本当に書いててその言葉を聞けたのがとても嬉しいです！！粗末な作品でしたが読んでくれてこちらこそありがとうございました！！ (2015年10月7日 17時) (レス) id: 4832d6932f (このIDを非表示/違反報告)
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