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「A、もうすぐ着くぞ。」
『…はい…』
いつの間にかぐっすりだったようで何度か呼ばれて目が覚めた。
『すみません、肩、ありがとうございます』
まだ寝ぼけていてつっかえつっかえになってしまった。
俺がそう言うと若利さんはふっと静かに笑い俺の頭を撫でた。
『？若利さ、「Aは」 はい！』
「Aはすごく綺麗だな」
『 え？』
咄嗟に拍子の抜けた声が出た。
「？A、お前は綺麗だ、とても」
こんなこと言われるのは初めてで顔に熱が集まる。
『あ、ありがとうございます、』
「あぁ」
若利さんは平然としている。
ほんと、天然タラシ
俺の目線に気づいたのか若利さんがこっちを向いた。
「A顔が赤いぞ、照れているのか？」
『そんなんじゃないですよ！』
「そうか。」
図星を突かれムキになるが若利さんの顔色は変わらない。
しばらくして駅に着いたので階段を降りて選抜のバスを待つ。
「お〜、ウシワカとAやん！」
『あ！侑さん、お久しぶりです！』
「…宮だな、ちょっとあっちに行ってくれ、Aと2人で「ウシワカくんAと一緒のときはいっつもそれやなー」 あぁ。」
そう言い俺の右手を引く若利さん。
それを見て俺もー！、と言い左手に自分の右手を絡ませる侑さん。
ちょっとうれしい。
けど、ガタイのいい男子高校生がこんなに密着してたら周りからの目がいたい。
みんな見てるし、恥ずかしい…
そう思いながら俯いていると俺の前に誰かが立った。
「若利クンも宮もなにしてんの？」
聖臣さんだ、
「若利くんはともかく、宮はAから離れろよ」
「え、なんで俺だけなん？？」
「サクサー！！なんで置いていくんだよ！！」
.
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山さん - いやぁ……ユースの方々やっぱり濃いですね！！！！！！！！←おいこら (2021年9月26日 21時) (
レス) @page42 id: a9954d5378 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - すごい面白いです！頑張って下さい！ (2020年7月29日 19時) (レス) id: ca032f22be (このIDを非表示/違反報告)
苺大福 - 久方振りの更新、とっても嬉しくて更新したことがわかった途端テンションが凄く上がりました！！作者様のペースで更新頑張って下さい！応援しております(*^^*) (2020年3月27日 21時) (レス) id: 1f74dc53e9 (このIDを非表示/違反報告)
幸ぴろ - り ょ んさん» 喜んでいただき光栄です！ 僕も返していただき嬉しいです！ (2020年3月22日 14時) (レス) id: ba2c8d8630 (このIDを非表示/違反報告)
幸ぴろ - おっ！やっと城西との練習試合だ！ やったぁー！！！ (2020年3月11日 21時) (レス) id: ba2c8d8630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：り ょ ん x他1人 | 作成日時：2019年5月13日 22時
