【ハイキュー!!】北川第二も強かったらしい【男主】

13 ページ16

『よう影山、日向』



手を振ると日向が振り返してくれた。



あ、顔面当たった。ごめんひなた。





『もう終わりな、明日も朝やるだろ？』





影「おう。あ、おいA一緒に帰るぞ。」




『ん？お、おう。』









それから日向と別れて影山と2人ならんで歩く。


特に話したい事もないし、ちょっと気まずい。



『かげや＿「なぁA」！ ん？』




急な名前呼びに少し驚いた。





月明かりに影山の青く澄んだ黒髪が照らされた。


影山が悲しそうな目でこっちをみた。




詳しくは知らないが中学の時、最後の方かな。


影山のあまり良くない噂は聞いていた。




影山の勝ちたいという思いであのような行動をしてしまった。



俺が北一のプレイヤーだったらどうしたのか、あのトスを打ったのか。




分からないが今はチームメイトだ、チームでつよくなる。






『お前はバレーうまいよ。』





『俺、打つからな。






だからお前も、頼むぞ。』






影「あたりめーだ。」





影山は少し微笑んでそう言った。





その後はたわいない話をした。




影山が動物に嫌われてるとか、クラスの話とか。



『それで蛍がな＿＿＿あ、じゃあ明日な。』





あっという間に分かれ道になり、手を振ろうと手をあげるとその手を掴まれた。





影山はなにか言いたそうに口元をもごもごさせている。




『どした？』




俺がそういうと影山はゆっくりと口を開いた





影「…俺の事も名前で呼べAぼけぇ…」




影山は弱々しくそう言うと我に返ったようにぱっと手を離し、慌てて帰って行った。




そんな影山に思わず笑みがこぼれた。





『じゃあな、飛雄。』




聞こえていたかは分からないがちょっと嬉しくなり小走りで帰った。









.




＿＿＿＿




星赤くなりました！いつもありがとうございます！



これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします！





り ょ ん

14→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す