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【裕翔語り】


光くんが倒れて3日目の朝、事務所からコメントが発表された。


過労による体調不良、という内容。


詳細こそ控えてはいるものの、復帰予定は未定とし、ある程度の療養期間が必要なことを暗に示していた。


もっともその真相を邪推する声は少なくなく、俺たちはそれぞれの仕事現場や移動中に至るまで、興味本位の記者や関係者から質問責めにされて。


それでも一貫してノーコメントで通し、光くんを守ろうと結束を固めていた。


「おー、ギリギリセーフ!」


楽屋の扉が勢いよく開いて、大ちゃんを先頭にBESTが入ってくる。


今日はリトラの収録。


俺たち7は雑誌の取材からそのまま流れてきて。
そしてこの前に仕事がなかったBESTは、光くんの病院に寄ってきたらしい。


――こうやってそれぞれが、空き時間を利用して光くんのもとを訪ねていた


「どうだった?」


最後に入ってきた薮くんにそう尋ねると、いつもの笑顔でふわり、笑って。


「ん。日中は大分落ち着いてるみてー。」

「……そっか。良かった」


――まだ手放しで喜べるような状態じゃないのは知っていた。


だけど、ICUで錯乱状態だったという最初の夜から比べると、少しずつでもいつもの光くんに戻りつつあるのが感じられて。


「あー、俺もこれ終わったら行こうかなぁ」


―――昨日の夜に行ったときは、光くんは眠っていた

あれからまだ、起きている光くんには会っていなくて。


「あ、俺も一緒に行っていい?」


圭人が嬉しそうに乗ってきた。


「おー、いいよいいよ」


隅でむくれている知念は、確かこのあと映画の取材が入っている。


「いいもん、バカ」


――なんだよ、かわいいな

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みるふぃ〜ゆ苺(プロフ) - 下のコメントの方に激しく同意です! (2017年11月5日 21時) (レス) id: 00be13f8e0 (このIDを非表示/違反報告)
みく - ヒカのが終わったら知念君のが見たいです。 (2017年10月30日 12時) (レス) id: 13a9f2ae49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽよぽよ | 作成日時:2017年10月30日 0時

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