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＊ ページ19
【有岡語り】
“大丈夫、アリガト”
目の前であたふたする高木に、何故かあのときの、光くんの笑顔が重なって。
―――なにもできないから、と見ないふりをしてしまった
でも、
なにもできなくても、良かったんだ
こうやってただ傍にいてくれる人がいたら
なにも聞かなくても、こうやって隣でコーヒー飲んで、笑っていてあげられたら。
ただそれだけで、光くんは十分救われたんじゃないかって―――
タオルに思いきり顔を埋めると、すっかり止まらなくなった涙。
―――どれほどそうしていただろうか
トン、トン、と背中を優しく叩いてくれていた高木が、静かに口を開いた。
「俺も、そうだよ」
「……え」
「なにかできたんじゃないか、って、みんな思ってる。でも、もう変わんねえし」
「ん……」
「今から……やり直そう」
高木の目に、迷いはなかった。
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みるふぃ〜ゆ苺(プロフ) - 下のコメントの方に激しく同意です！ (2017年11月5日 21時) (
レス) id: 00be13f8e0 (このIDを非表示/違反報告)
みく - ヒカのが終わったら知念君のが見たいです。 (2017年10月30日 12時) (レス) id: 13a9f2ae49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽよぽよ | 作成日時：2017年10月30日 0時
