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続続 二人 ページ24

上着にタオルを入れていたのを思いだし、圭人の顔に投げつける。

圭人はそれを受け取り、ずびずびと鼻を啜りながら言った。

「おれね…」

「ん…」

「うれしかった、
くさ、みつけたとき、おれが、のろしあげよう、っていったとき」

「……」

「いいんじゃね?けいとすげーじゃん、って」

「……」

「だから、がんばろうっておもった
ひかるくん、いつもまっててくれるから
おれのこと、ちゃんとまっててくれるから……」

「……」

「おれ、なんにもできないから…
ひかるくんが、いてくれるから、がんばれる…」


思いがけない言葉に、驚いた。

もしかしたら俺も、お前に支えられてるのかもしれない、なんて、口が裂けても言わねえけど―――


「ありがとう」

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作者名:ぽよぽよ | 作成日時:2017年9月8日 18時

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