頼むから聞いてませんように ページ32
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何故かリビングのラグの上で寝ている俺。
酷い腰の痛みで目覚める。
時計を見ればまだ朝の4時過ぎ。
ゆっくり上半身を起こすと同時に襲う頭痛。
そしてソファーで小さく寝息を立てながら爆睡している彼女。
やっと状況を理解する。
昨日貰ってきたお酒を二人で飲んで、途中からの記憶がない。
濱「A」
『……ん、…、へ？』
濱「やばいな」
『……やばすぎ』
彼女も記憶がなく、珍しく二人で困惑。
いや何してんねん俺ら。
宅飲みで記憶飛ばすってなんなん。仲良すぎか。
『え、濱くんその格好どゆこと』
濱「待って……こっわぁ」
どうしてこうなったのか
スウェットの上にボクサーパンツを2枚履いている。
でもやっぱりその経緯を思い出せへんくて
2人とも目が会った瞬間にお腹がちぎれるほど大爆笑。
ほんっまに怖い。怖すぎる。
『ちょっと歯磨いてこよ』
濱「いっかいこっち来て」
『なに』
濱「ええから来てって」
まだ半分酔いが残ってる意識のなか
床にあぐらをかいて彼女を引き寄せ
ぎゅっと正面からホールドし、髪に顔をうずくめる。
これ、俺の安定剤。
濱「…酔いすぎたな」
『…ね。』
濱「…久々にベロッベロのA見た気する」
『…え、覚えてんの？？』
濱「…ちょっとだけな。めっちゃあざとかった」
『…恥っずぅ……』
ぱっと顎を引いて彼女の顔を見ると
険しい顔して照れてるから
そういうとこやねん。と心の中で唱え口にキスする。
濱「な〜Aちゃん〜〜〜(ぎゅーっ)」
『…うう、』
濱「絶対俺のお嫁さんなってな〜〜〜」
『……………』
身体を左右に揺らしながらふざけると
一気にリビングが静まり返る。
濱「…………え…何その沈黙。ばり怖いねんけど」
『……………』
濱「……？」
完全に嫌われた。と焦って
ゆっくりまた身体を離し彼女の顔を覗き込むと
そこには目を瞑って
スヤスヤと気持ちよさそうに落ちている眠り姫が。
不意に吹き出しそうになるのをひとりで堪える。
はい、さっさと寝まーす。
お姫様抱っこで身体を持ち上げ、寝室まで慎重に運ぶ。
その寝顔がアホっぽくて可愛すぎて
おっさんの母性(?)本能は80%まで上昇。
そっとベッドに寝かせ、布団を肩まで掛けて
俺がトイレに行こうと立ち上がると
Tシャツの裾を掴まれ、やだって言ってくるから
もうおっさんの母性本能メーターは振り切って計測不可です。
濱「……どちたん」
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はろ。(プロフ) - めちゃめちゃ好きです！！！！！！更新中々してなちみたいなんですが、、、待ってます！楽しみにしてます！！！ (7月25日 4時) (
レス) @page38 id: 5db782239c (このIDを非表示/違反報告)
まー - まーさん» 更新また楽しみにしてます🥹 (2023年4月28日 21時) (レス) id: 6f24e2a6f5 (このIDを非表示/違反報告)
まー - 喧嘩の話書いて下さって嬉しいです！！更新楽しみです！！ (2022年7月16日 20時) (レス) id: 7a98d42e9c (このIDを非表示/違反報告)
ぽんぽん(プロフ) - shiinonchanさん» こうなったら女子は強いですよね！(笑)現実でも気にしいな濱家さんは喧嘩中も内心ドキドキしてるんだろうなと想像しながら書いてます！お楽しみに(^^) (2022年7月13日 15時) (レス) id: b090cbda13 (このIDを非表示/違反報告)
shiinonchan(プロフ) - 喧嘩しちゃいましたね♡どんなふうに仲直りするのかなー♡楽しみです！濱家さんに嫉妬されるとか最高すぎます！ (2022年7月13日 14時) (レス) @page36 id: f8ddee07f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんぽん | 作成日時：2022年5月8日 15時
