非公開のおひめさま【2】

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ふ「ん、ついたぞーー」

『んー、、は！！ごめん、また寝てた、、』


事務所に着くまでふぉいの肩で寝ていたA


ま「Aどんだけ寝るんよ笑」


ふ「俺にとってはご褒美やけん全然あり」


『ごめん〜、あれ社長たちは？』


ま「買い出し！パーティーやろ？？」


ふ「明日からはゆっくりできるな、でもAは早く寝ないとだめな」


『やだー！Aも休みだし今日は寝ないから！！』


ガチャ

銀「たっだいまAちゅわ〜ん！」


『おかえりなさい笑』


社「おわ、もうこんな時間かい」


間もなく23時を回ろうとしていた。


脇「A、寝なくていいと？」


『今日はいいのーーー、明日休みだもん！わたしのことよりみんなの方が心配。平気？？』


銀「今夜は寝ないばい！！！呑み明かすぜ！」


社「吐くなよ、頼むから吐くなよ。」


社「よっし、じゃあひとり10分で風呂入れ〜」


ま「ふぉい一緒に入ろ」


ふ「うい、Aも、、」


社「ってバカバカ、はよいけww」


最後にAがほかほかして出てきた。


『気持ちよかった〜〜、、え？！』


テーブルの上にどデカいケーキが置いてあった。

『え、どしたのこれ、、！！』


脇「Aにだよ、どうぞ」


うしろからふぉいが大きなバラの花束を抱えてきた。


ふ「うい、いつもありがと」


『まってまってどういうことなの』


Aの目からは涙が止まらない。


社「今日でAがここに来て半年やけん、俺ら本当に助かっとる。ゴミ屋敷だった事務所もめちゃくちゃ綺麗にしてくれて仕事しやすいし、美味しいご飯も毎日作ってくれて体調だって滅多に崩さんけん、なにより天使すぎて俺らの癒しになっとる、疲れぶっ飛びよ。全部全部Aのおかげよ。」


ま「こんなことしかできんくて申し訳ないんやけど俺らからのちょっとした気持ちやけん受け取って！」


よく見るとバラの色はそれぞれで青、紫、灰色、黄色、赤、そして白いバラが束ねられていた。


銀「銀色はムリやったwww」


『白、、って？？』


脇「Aだよ」


社「色白のAにぴったりやけん選んでみたww」


照れ臭そうに言う社長に勢いよくAが飛びついた。


『もう、、だいすきー！！！』

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