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Aが会場についた頃には既に多くの人が来ていた。
自分の席を見つけて腰を下ろす。
友「いっやそれにしてもすんごい席取れたね〜、ウチら本当に頑張ったわww」
『ね!よかったよね〜!』
友「そういえばさ、ちょっと前にレペゼン地球の事務所?に女がいる〜みたいな噂流れたの、やばくない?ww」
ドキッとした。やっぱりファンからすると否定的に見えるのだろう、と思っていた。
友「いや〜本当だったら羨まし限りだよね〜、ウチも前世でめちゃくちゃ良いことしとけば良かったわ〜ww」
あぁ、本当のファンだって思った。彼女とレペ狂同士で友だちになれてよかったと思った。
『ね!あ、始まるっぽい!』
画面にカウントダウンが写し出されるとものすごい歓声に包まれる。
辺りが真っ暗になると音楽が流れた、彼ら特有の爆音のリズムのいい曲だ。
「「「キャー!!!」」」
歓声が上がる、ふぉいからの登場だ。
友「いや〜やっぱりふぉい推しすごいね、声色がもうメスメスメス、にしてもさすがに尊いわ〜」
箱推し同士、何個かのライブにいっしょに参戦していたため私達はあまり叫んだりはしなかった。ふたりで冷静に分析して語り合うのが好きだった。
ふぉいは目が悪いためあまり観客の顔がよく見えない、と以前話していたので安心していた。
続いて銀太だ。ふぉいに並ぶ歓声。
友「いや〜銀ちゃんは本当に年取らないねww 若々しいな〜」
『だね!ww』
いつもひどい時は夕飯時までグダグダ寝てる銀太の様子を思い出して笑ってしまう。
友「まるきた〜!!!」
まるは本当にファン想いだ、端から端まで眺めて遠くの方にもファンサを行なっている。
友「ん〜計算されたあざとさ、、尊いなっ!!」
『尊い尊い!!』
脇の番だ、3人に劣ることない黄色い歓声。ハンバーグを食べている時くらい幸せそうな顔をして歌っている。
友「いや、脇もかわいいよね。ちょっと、、肥大化した??ww」
『やめたれwww』
(私のごはんのせいです。ごめんなさい、、ww)
「「「「キャー!!!!!!!!」」」」
ラストは社長だ。ひときわ大きな歓声が会場に響き渡った。
友「おお!!髪の毛ちゅるちゅるになってるwww気合い入ってるねえwww」
『ホントだ!!!ちゅるちゅるてwww』
ライブのために気合いを入れて昨日美容院に行ってきた社長、よかったねえ
そんなこんなでメンバーが揃ったところでライブが始まった。
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ぽんぽん(プロフ) - あおさん» ありがとうございます!とてもうれしいです(T_T) (2018年10月11日 10時) (レス) id: cbdae9f854 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 面白い作品ですね!これからも、更新頑張ってください! (2018年10月10日 18時) (レス) id: 487e8443dc (このIDを非表示/違反報告)
ぽんぽん(プロフ) - まるさん» 失礼致しました、ご指摘有難うございます。 (2018年10月10日 17時) (レス) id: cbdae9f854 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月10日 16時) (レス) id: 0caca76705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽんぽん | 作成日時:2018年10月10日 12時