$5 ページ7
「あれ?この世界って誰でも入れるわけじゃないんじゃないの?」
BB「そう。まじしゃんしか入れないよ」
「じゃあなんで客人はここに来てゲームなんて出来るの?」
BB「キョンが客人に渡す招待状には、ジェヒョのまじっくがかかってるんだよ。
それを所有してる限りは、客人がケパン世界に飲まれる事もないんだ」
「へぇ…」
後でピオからの説明と結びつけて理解しよう
BB「A。ケパン世界についてはもういいか?」
「あ、うん」
BB「じゃあ次は仕事の事」
あ…それ気になってた
BB「Aが思ってる通り、現実世界での俺らはBlock B。泥棒集団だ」
「あぁ、やっぱり」
BB「強盗をしてる理由は一つ、手っ取り早く金を手に入れる為。
Aには仕事の時に、サーバーハッキングとか機械系をやってもらうからそのつもりで」
「なんで機械系得意って知ってるの?」
BB「キョンの目にはなんでも見えるからな」
「はぁ…」
あぁ、銀行で働いてたのに
私の方から荒らしに行くなんて…
私のなけなしの善意で多少気がひける
BB「あ、そうだ。聞かれる前に言っておくけど
俺たちもケパン世界を作る前までは、普通に現実世界で生活していたからな」
「じゃあこっちに来てる間は行方不明になってるって事?」
BB「んー…行方不明って言うより、まじしゃんの力が出る前の自分の存在が無くなるんだよ」
え…どう言うこと?
「いなかった事になるって事?」
BB「そ、俺たちもまじしゃんになる前は、Aと同じように仕事したり学校に通ったりしてたしな」
「じゃあ銀行で働いてた私は…」
BB「もう抹消されてるよ」
信じられない…
銀行員だった自分はここにいるのに
あっちにはそんな人間……
チェAが存在していなかった事になってるなんて
BB「ショックかもしれないが受け入れるしかない。
これからはBlock Bの一員のAとして過ごすんだ」
「わかってる…」
もう開き直ろう
私はケパン世界のまじしゃんなんだ
私はBlock Bのハッカーなんだ
前の私はもういないんだ
22人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイベル - ジャックポットもベリグも大好きです!最近この作品見つけてハマりました!もう長らく更新されていないみたいなので、続きが見れないかもと思うと、早くこの小説に出会えていればなと思います…よろしければ更新お願いします!素敵な小説をありがとうございます! (2019年12月28日 12時) (レス) id: 398ec1baa9 (このIDを非表示/違反報告)
たんぷん(プロフ) - てくさん» てくさん教えていただきありがとうございます…!!見落としていました本当に失礼しました汗 (2017年7月7日 19時) (レス) id: 7e1a9aba71 (このIDを非表示/違反報告)
てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか? 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年7月7日 18時) (レス) id: 42191458d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たんぷん | 作成日時:2017年4月5日 0時