Focus

成長して… ZICO side ページ9

俺は今Block Bって言うアイドルやりながら、曲を作ったりしてる。

小さい頃からやりたかった音楽の仕事はなかなか楽しい

久しぶりに会ったAは、小さい時と変わらず可愛かった。

髪が短くなってたり、眼鏡かけてたりして多少変わってた部分はあったけど

俺はすぐ見つけた。

初めて俺が好きになったやつ……間違えるはずがない。

てか、こんな近くにいるのに気付かない変な鈍感さも、変わらないな笑

声かけた瞬間、Aは1〜2m位一気に後ろに下がった

いや、小動物かよ可愛いな

でも顔が赤い……熱か？


「なぁA。顔赤いけど平気か？熱でもあんじゃね？？」


俺がAの額に触れた瞬間、急に自分の体温が上がってフリーズした。

なんだ？俺なんか変かもしんねぇ……

すると急にAが焦りながら喋り出す


A「あ…ご、ごめん！なんか見ないうちにジホがかっこよくなってたから汗ビックリしちゃった！あはは…汗」


かっこよくなってたって……/////こいつマジで…///

無自覚でこんなこと言ってんだったらたち悪いわちくしょー！！


「かっこ……///って、急に褒めんなパボっ！！」


少しでも黙らせようとしてAの頬を挟む

……やっわらかっ！！！！！！

うわマジかこいつこんな柔けぇの？！

てかなんでお前頬気にしねぇで喋ってんの？！

くっそみてぇにあぐあぐしてんじゃん！！

ダメだ、手放そ。

少し冷静になって俺はスマホを見ると、マネヒョンから到着したとのメールが届いてた

よし、そろそろ行くか


A「ちょっと待って！どこ行くのー？！」


あやべ、説明し忘れたわ


「あー……車の中で説明する！とりあえず今は俺についてこい！たかもう車来てるから早く乗れ！」


観念してAもこっちに走って来た

これから楽しみっちゃあ楽しみだけど……俺の心臓がもつか心配だ

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