Focus (ページ30)

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ターゲットPK ページ30

今度はキョンの番

TI「今度は僕が最初に行くねー？」

PO「テイリヒョンファイティン！」

ジフンの応援を受けたテイリオッパが、トテトテと扉に歩み寄って軽くノックする

TI「キョンアーいい加減出て来なよー」

PK「…テイリヒョン俺さっきも言ったじゃん。ほっといてって」

TI「こんな事してる間にもAちゃんとの宿舎初日は削られてってるよ？」

うわ…オッパなかなか言う笑

PK「…それは、ヤダ……」

「うん。私も嫌」

PK「？！(ガタガタッ)」

あ、驚かせちゃった笑

扉の向こうですごい音した笑

てかジフンとユグ笑いすぎ

PK「A…なんで……？」

「なんでって、私はキョンに元気出して欲しくて」

PK「だって俺、A傷つけちゃった……」

「傷ついてなんかないよ？むしろキョンは小さい頃から変わらないなー…なんて思ってたけど？笑」

PK「(ガチャッ)…」

部屋から出て来たキョンはユグと同じように目が泣き腫れてる

カシャッ

PK「？！」

PO「ヌナ撮るのはやっ！！」

「まあねー！…このキョンすごい顔笑」

私は目を丸くするキョンに画面を見せた

すると、さっきまでシュンとしてた表情が

見慣れた明るさを取り戻して行く

カシャッ

PK「ちょっ…A笑」

「キョンは笑ってる方がいいよ！」

そう言いながら、今度は笑顔で映るキョンの写真を見せる

「…キョン元気出た？？」

PK「うん、Aのおかげ」

また少し泣きそうな笑顔でキョンは私の頭をわしゃわしゃした

あ…これ懐かしい笑

小さい頃よくジホとキョンにこうやって撫でられた

TI「ねえ僕たちはー？」

PO「そうですよキョンヒョン俺たち忘れてませんか？」

PK「テイリヒョンもジフンもありがとう笑」

お礼を言われてすごい嬉しそうにする2人に

私はこっそりカメラを向けてシャッターを押した

PO「よっしゃあ！スマイルフォト作戦！」

A&TI&PO『大成功っ！！』