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非凡な優しさ 2 B-BOMB side ページ23

A「オッパ……ありがとう……!

「おうっ(^^)」


嬉しそうに小走りでキッチンから出て行ったA

その小さい背中を見送ってから俺は皿洗いに手を戻した

何だろう

心なしかさっきから胸のあたりが暖かい

Aと話してると和むって言うか、自然と笑顔になる

不思議だ

そう思いながら淡々と作業をしていると

やっと皿を持ってきたジェヒョが俺の顔を見て何とも言えない表情になる


「……何だよその顔」

JH「ミニョギ何にやけてるの…?寂しくなりすぎて頭おかしくなったとか……」

「違えよパボ。皿洗ってやらないぞ」

JH「ああああ!ごめんて!!」


慌ててジェヒョは俺の手元に持っていた皿を置く

そして'よろしくねっ!'とウインクをしながら踵を返した

…ように思えたけど、何かを思い出したように俺に向き直った


JH「ミニョギさーAの事どう思う?」

「急に何だよ…」

JH「いやーなんかね、争奪戦になりそうな予感がするんだよね俺」


珍しく真面目だと思ったら争奪戦って何だよ


「何の争奪戦だよ…みかんか?」

JH「違うし!ミニョギ今俺のこと絶対馬鹿にした!」

「してないしてない笑で、誰が何を奪い合うって言うんだよ」

JH「今わかる限りだとジホとキョンとユグかなぁ…で、Aをとりあうの」


あーそう言うことか

A可愛いから好きになっちまうのはわかるけど


JH「ミニョギはどう思うの?Aの事」

「俺…?」


Aの事は好きだ

すごい気にかけたくなるし

守ってあげたいとも思う

けどこれを恋愛感情と呼ぶにはしっくり来ない


JH「俺はねAの事好きだよ。初めて妹ができたみたいで、すごい嬉しい!」


思わずジェヒョを思いっきり見てしまった

ああ、しっくりきたわ

この気持ちは家族に対する愛


JH「で、ミニョギはAの事どう思ってるの??」

「……俺も、Aの事好きだ。妹がいたらこんな風に思うんだなって。家族として愛してるよ。」

JH「よしっ!じゃあ俺らとテイルは弟たちの恋を応援しようか!!」


今回ばかりはこいつに救われた感じだな俺


「何でテイルも?」

JH「さっきミニョギと同じ事テイルに聞いたら、'Aちゃんは僕の熱帯魚達と同じくらい好きー!'って言ってた。」

「ああ」


あいつらしい笑


JH「誰選ぶのかなーA」

「さあな」


俺たちは外から見守っていよう

大切な弟達と妹の恋を

戦争??→←非凡な優しさ



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作品ジャンル:恋愛
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R(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてます! (2017年4月1日 20時) (レス) id: 2a775d9099 (このIDを非表示/違反報告)
toto(プロフ) - 楽しませていただいてます!応援してます(о´∀`о) (2017年4月1日 16時) (レス) id: aef32fdf46 (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - 面白いです(^^)続きってます!!! (2017年3月31日 23時) (レス) id: 20d6271c1a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たんぷん | 作成日時:2017年3月7日 23時

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