カップル3 ページ23
「な、何でわかるんですか？///」
「キスにはモルヒネに似た鎮痛効果があるからよ」
ずっとお弁当をつついていた三宅さんが
やっと口を開いた
「え...」
そうそう
ま、私は雑誌の受け売りだけど
「先生、少しでもAちゃんの痛みを和らげたかったのね」
三宅さんの言葉に
みるみる内にAちゃんの瞳が潤んでいく
きっと、先生の深い愛を知って
感動しちゃったんだね
「しかも先生、超上手そうだし」
そりゃ、痛みも感じないよね
「場所は？やっぱりそこのホテル？」
ズイッ！と前に身を乗り出した
もうご飯どころじゃない
コクン...///
またまた顔を赤くして頷くAちゃん
「はぁ...ホント羨ましい！
じゃあ夜景なんかも見えちゃったわけだ」
「はい...///」
「お風呂もゆったりしてたでしょ？
二人で入っても」
「...ッ///」
図星だ
二人の匂いを要！確認
それにしても
やっぱり初めては経験のある年上に限る
私なんて...
「はぁ...」
するとAちゃんが
紙袋を見つめながら呟いた
「私、初めての時は
色々願望っていうか憧れがあって...」
憧れ？
「夜景が見えるホテルもそうですけど...そのほとんどが叶えられてて、ホントに恵まれてるなぁって...」
確かに恵まれてる
痛みの少なかったエッ チもそうだし
場所だってそう
私なんかまさかのラブボだし
「Aちゃん」
「はい？」
Aちゃんが私を見上げた
「それはね、相手が先生だからだよ？」
「え...」
「先生が大人だから、そう思えるんだよ」
「大人だから...」
Aちゃんは
先生との年の差を気にしてるみたいだけど
むしろ相手が年上の先生でよかったと思う
自分の欲を抑えて
彼女を愛してあげる事ができる
そんな...
先生みたいな大人の男性だからこそ
もたらされた幸せだと思うから
「で、肝心なコ・ト
やっぱり気持ちよかったの？」
「それは...ッ///」
その顔で聞かなくてももうわかるけど
可愛いから苛めちゃう
「それは？」
「き、気持ちよかった...です///」
かぁーっ！！
初めてのAちゃんに
こんな事言わせるなんて
相当場数を踏んでないと無理だよね
まぁ実際、同じ専門(学校)の子にも
彼女がいたとかいないとか...
「さすが先生！」
...あの腰、あの指
下手したら口でも
Aちゃんをイカせちゃたわけだ
「加藤さん、口開いてる」
おっと、いけない
妄想が暴走するところだった
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ami(プロフ) - おちゃめさん» おちゃめさん、私のお話で気分が上がるなら作者として嬉しい限りです！ありがとうございます。なかなか更新出来ず申し訳ないです。シリーズ化、二人の設定などは妄想済みですので書かせて頂きたいなとは思っています。リクエスト嬉しかったです(*^^*) (2021年5月10日 22時) (
レス) id: 0ddc4682c7 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - りんさん» りんさん、お粗末様です(笑)こちらこそマイペース更新にも拘わらず、コメントまでありがとうございます。嬉しいです(*^^*) (2021年5月10日 22時) (レス) id: 0ddc4682c7 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - momoさん» momoさん、わかります、いくつになってもトキメキたいですよねぇ〜。永遠の20代！(笑)変わらずお付き合い頂き嬉しいです。ありがとうございます。 (2021年5月10日 22時) (レス) id: 0ddc4682c7 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - のこさん» のこさん、歯科医チャンミン！そうなんですよね...リアルの分まで裁きを受けさせたいのですが...←。納得のいく物が書けましたら更新しますね。いつもありがとうございます！ (2021年5月10日 22時) (レス) id: 0ddc4682c7 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - パープルライオンさん» パープルライオンさん、こちらこそ久しぶりにも拘わらずお付き合い頂き、コメントまでありがとうございます(*^^*) (2021年5月10日 22時) (レス) id: 0ddc4682c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ami
| 作成日時：2016年12月26日 23時
