クリスマス・ラブ10 ページ40
「あっ...ぁ、ンッ...あッ！」
湯気の煙るバスルーム
彼が揺れると私も揺れて...
バスタブの縁にお湯がぶつかる度に
小さなシャボン玉が...
いくつもいくつも
私達の周りに舞い上がった
お湯に浸かってするエッ チは
もちろん熱くて、苦しくて...
「はぁ...」
体を離して見下ろした彼の顔は
いやらしいほど赤く、紅潮していた
汗なのかお湯なのかわからない水滴が
いくつも滴る彼の顔
虚ろな瞳で私を見つめながら
荒い息を吐く半開きの口元に
キュン...と身体が疼き
それだけでイキそうになった
「チャンミン、好きっ...！」
「ん、俺も...ッ」
最後はいつものように彼に頭を抱えられて
熱いキスを交わしながら身体を震わせた
.
翌朝
身支度を整えて出てきたホテルの前
「ねぇチャンミン
たまには来ようね、こーゆー所」
恥ずかし気もなく、私は彼にそう言った
私ってそーゆーヤツ
だってチャンミンと二人で過ごせるなら
そこがどこでも
私にとっては最高の場所だから
「...フッ(笑)」
それに呆れたように微笑んだ彼に
腕を絡めて歩き出す
「そーいえばそのスカート
見たことない、新しく買ったの？」
「うん、そうだよ？似合ってる？(笑)」
彼が新調したスカートに気付いてくれた
「...可愛い」
「え...」
可愛い...？
普段あんまり、彼はそーゆ事を言わないから
思わず立ち止まってしまった
「...ホントに？」
「ん...(笑)」
やだ、嬉しくて涙出そう...
「でも...」
でも...？
「そーゆー事するAさんが
何より可愛い(笑)」
...そーゆー事する私が
何より、可愛い...？
「...ッ、チャンミン！」
泣きながら彼の胸に飛び付いた
「...フッ、泣き虫(笑)」
一日過ぎちゃたけど
昨夜十分すぎるくらい貰ったけど
最高のクリスマスプレゼントを
彼から貰った気がした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 812人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ami(プロフ) - 14Bonさん» 14Bonさん、こんにちは(*^^*)嬉しいお言葉をありがとうございます！キュンとして頂けるようなお話を描くのが目標ですのでそう言って頂けて嬉しいです！秘恋の続編も妄想MAXで頑張りますね！ (2016年12月28日 16時) (
レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - ここあさん» ここあさん、お忙しかったんですね。体調には十分お気をつけ下さいね。チャンミンの可愛い嫉妬、拾って頂けて嬉しいです。自分だって過去に...でもそんなところが愛おしいです。次回先生の恋チャンミンもまた一緒に楽しんで下さいね。 (2016年12月28日 16時) (レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、お待たせ致しました！待望のチャミ先生です！(笑)今回も皆様がキュンとなるようなチャミ先生を描けるよう頑張ります！一緒に楽しんで下さいね。 (2016年12月28日 15時) (レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - あいらさん» あいらさん、こちらこそいつもありがとうございます(*^^*)秘恋チャンミン、アンケートでもぶっちぎりの一位だったので、ちょっとドキドキしてます。楽しいお話になればいいのですが。また一緒に楽しんで下さいね。 (2016年12月28日 15時) (レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - sayoさん» sayoさん、ありがとうございます(*^^*)早速立ち上げましたので、これからまた一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2016年12月28日 15時) (レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ami
| 作成日時：2016年12月7日 9時
