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鏡張りの部屋4 ページ31
「やっ...ッ！」
瞬間感じた、身震いする程の快感
目を瞑り「待って」と顔を横に振った
「やじゃない...
Aが悪いんだよ？キスさせてくれないから」
「だって...ッ！」
「だってじゃない」
だって羽が...
羽がキレイで
あまりの快感に言葉にならない私を
容赦なく攻め立てるアイツ
徐々に我を失っていくその甘い刺激に
「はぁはぁ...ッ！」
閉じていた目をうっすら開けると
再び目の前に見えた
アイツの逞しい背中と
そこに羽のように浮かび上がる肩甲骨
それがやっぱりキレイで
"ほら...ちゃんと見てて？
僕がどれだけAさんを愛してるのかわかるから..."
その間の背骨を伝って落ちる
全力で私を愛してくれてる
堪らなく愛しくて
「...ッ、チャンミン...好き！」
身体を離し
アイツの首にしがみついていた両手で
アイツの顔を包んだ
「...ッ！はぁ...
やっとこっち、向いてくれた(笑)」
苦しそうにそう言ったアイツが
右目を細めて笑いながら
背中を抱き締めていた右手を上へ這わせ
快感から逃げようと後ろへ反らした私の頭を包み
グッと深く...
唇を求めてきた
「...ッ」
そのキスに必死に応えながら
好きだよチャンミン、大好き...
最後は二人で一緒に
身体を震わせた
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作者名：ami
| 作成日時：2015年11月10日 12時
