僕のシャツの中で ページ21
僕のシャツを着たAさんの可愛さは
もう本当に想像以上で
ブカブカのシャツから覗く白く細い手脚が
Aさんがこんなにも
僕より小さいんだって事を改めて僕に認識させて
堪らない愛しさに身体中埋め尽くされていく
抱き締めても抱き締めても足りなくて...
「あの、チャンミン？
せめてもう少し力を・・・」
「はぁ...ホントに
もうこのままずうっとここに閉じ込めておきたい」
僕の腕にすっぽり包まれてるAさんを
ぎゅうっ...
これ以上無理なほど、強く強く抱き寄せた
「はぁ...A」
大好き...
抱き締めれば抱き締めるだけ増していく
どうしようもない程の想いを受け止めるかの様に
Aさんの両手が僕の背中をそっと包んだ
だから今そんな事されたら...
自分がこの後仕事なの
わかっててやってるの？
「まだ、大丈夫ですよね...」
「えっ、何が？」
僕はチラッとリビングの壁掛け時計を確認すると
「えっ...ちょっと、チャンミン！」
昨夜と同じ様に戸惑うAさんを腕に抱き抱え
急いで自分の部屋へ向かった
「ねぇ...
このシャツは最後まで脱がないで？」
もちろんAさんに
僕の想いを全身で受け止めて貰う為
「えっ、最後までって...///」
「A...」
.
僕は時間の許す限り
「やっ、もう...ッ！」
僕のシャツの中で
何度も泣きそうになりながら
プルプルと首を横に振るAさんの身体に
「まだだよAっ
まだ全然足りない...ッ！」
とめどなく溢れ出るAさんへの想いを
注ぎ続けた
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作者名：ami
| 作成日時：2015年6月27日 10時
