乱暴でいぢわる ページ17
私を抱えたまま潜り込んだシーツの下
「あーっ、もう邪魔！」
そう言って素早く私の服を脱がせたアイツは
着ていたシャツを勢いよく脱ぎ捨て
「えっ...ちょっ、チャンミンッ///」
戸惑う私にお構いなしに
ちゅっ...ちゅっ...
身体中に唇を這わせていった
「...ッ！」
その心地よい刺激に
何度も体を震わせ、逃げるように体を捩っても
一向に止まることを知らなくて
ホントにもう...
アイツに食べられてるみたい
「ふふっ、可愛い...
こんなになってる(笑)」
両手をベッドに押さえ付けられている私
わざとなのか
唯一アイツの唇が触れる事がなかった胸の中心は
感じすぎて
恥ずかしいくらいその存在を主張していて
ちゅっ...
アイツの大きな唇に含まれた瞬間
ビクンッ！と大きく腰を揺らしてしまった
その様子を唇を這わせたまま
チラッと伏せていた目を上げ確認したアイツは
嬉しそうに笑って、私を攻め立てた
.
「ハァハァ...ッ！」
私とアイツしかいないシーツの中
私の息遣いとリップ音だけが鳴り響く
自分では
どうすることもできない身体がもどかしくて
「...っ、チャンミンッ」
モゾモゾと脚を動かした
...あ！
それに気付いたアイツが
私の身体を撫でていた右手をゆっくり下に下ろし
閉じていた脚を開いていく
「...ッ！」
アイツの右手が
望んでいたトコロにそっと触れた
「僕が...こんな風にしたんだよね？」
唇を離し、私の顔を覗き込む
「えっ...」
「僕だけが...
Aをこんな風にできるんだよね？」
アイツに感じている私を
何度も確かめる様に動くアイツの指先
「やッ...///」
「や、じゃなくて
僕だけだよね...？」
アイツは誰よりやきもち焼きだから
きっとまだ、斉藤さんへの嫉妬が残ってるんだ
その証拠に
コクン...///と小さく頷くと
「はぁ...ヤバイ
今シータ波メチャクチャ出てる」
アイツの言葉遣いが乱暴になった
「Aは...」
アイツがわざと音を立てて右手を動かした
「クスッ(笑)
聞かなくてもわかるね」
カァッ...///
おまけに、ちょっといぢわる
そんなちょっと乱暴でいぢわるなアイツと
「「はぁ...愛してる(笑)」」
今夜も二人だけの時間を重ねていった
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作者名：ami
| 作成日時：2015年6月27日 10時
