アイツと旅行14 ページ14
「もしかして二人で入ったの？(ニヤニヤ)」
「え〜、そうなのぉ？(ニヤニヤ)」
そんな二人に
「そうですよ？何か文句でも？」
ご馳走を食べて力がついたのか
今回は、アイツも負けじと言い返す
たっ、頼もしい...キュン！
・・・って
そんなわけあるか！
もう、バカバカ！
何で自ら白状しちゃうの！？
「あっ！キスマーク！！」
ドキンッ！
「「え、えっ...！？」」
「わーい、引っ掛かった！(笑)」
アイツと二人揃って
浴衣の中を覗いてしまった
・・・ヤられた
そんな私達を
楽しそうに笑うケイさん
これじゃあ部屋の露天風呂で何をしていたのか
バレバレ...
「ふふふ〜、やっぱりね(ニヤニヤ)」
恥ずかしさも加わって
私は肩を落とし俯いた
ガックリ...
「べっ、別にいいじゃないですか！
僕とAさんは愛し合ってるんですよ？当たり前の事です！！」
そんな私の隣で大声で叫び
開き直るアイツ
もう、ヤダ...
誰か...誰か助けて！
「そうだね、いいんじゃない？(ニヤニヤ)」
「チャンミン君
顔真っ赤だよ？可愛い〜(ニヤニヤ)」
「...ッ！///」
アスカ先輩...助けて！
目の前にいるアスカ先輩に
救いを求めようとしたその時
「てゆーか、何その身体！」
「えっ...」
「ちょっとよく見せて！」
ケイさんがササッ！とアイツの側に来て
いきなり
バッ...！
とアイツの浴衣の胸元を広げた
「「！！！」」
驚くアイツと私
「きゃ〜！！
信じられない！！何この腹筋！！」
「どれどれ？・・・きゃ〜！！いい！！
何この胸も！逞しぃ〜！！」
アイツの鍛え抜かれた素晴らしい身体を前に
興奮するケイさんとマミさん
「ちょっと！こんな可愛い顔の下にこんな身体があったなんて！！」
いやいや、ケイさん
確かに初めてアイツの腹筋を見た時は
私もそう思ったけど
いきなりこれは...
目を丸くして固まっちゃってるアイツは
撫で肩からズルッと浴衣がずれ落ち
こんな所で、一人半裸になっちゃってるし
「あのっ・・・！」
さすがにこれはアイツが気の毒すぎて
テーブルに両手をつき立ち上がろうとしたら
「いい加減にしなさいよぉ〜二人ともぉ〜」
そう言って二人を止める
アスカ先輩の声がした
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作者名：ami
| 作成日時：2014年9月25日 15時
