触れるだけの ページ13
「ふふっ(笑)」
「なんだよチャンミン、気持ち悪いな」
「ホントホント、朝からずっとだぜ？
気持ち悪くてたまんないよ」
お昼休み、僕の机に集まった友達が
僕の事をそんな風に言った
自分でもわかってる
でも止められない
だってあの先生が僕の彼女になったんだから
昨日、家庭教師が終わってから
勇気を出して先生に気持ちを伝えた
そしたら
「私もチャンミン君が好き...」って
そう言ってくれた
「ふふっ、ふふふ(笑)」
「でも、まさか大学生と付き合うなんてな〜」
「ホントびっくりだぜ」
「ま、子供っぽいって捨てられないようにせいぜい頑張れよ」
え...子供っぽい？
「おい、お前ら
羨ましいのはわかるけどあんま苛めんなよ」
隼人...
「気にすんなよ、チャンミン。
先生はそれでもお前がいいって返事したんだろうから」
「...うん、そうだね。ありがとう隼人」
そうだよ
先生はそんな事気にするような人じゃない
僕が5歳も年下だからって、そんな事...
僕は僕らしく
先生を愛していけばいいんだ
でも...
.
「あの...チャンミン君聞いてる？」
「・・・・」
「チャンミン君？」
ポンポン...ハッ！
「あっ、ごめんなさい。
聞いてませんでした」
僕らしくって、一体どうすればいいんだろう
だって誰かと付き合うのなんて初めてで
どうすればいいのか全然わからない
先生は過去に付き合ってた人がいる訳だし
こんなんじゃアイツらの言うように
子供っぽいってフラれてしまうかも...
「・・・・」
「どうしたの？何か悩み事？」
コクン...
「私でよければ...聞くよ？」
すぐそばから聞こえてきた優しい声に
俯いていた顔を上げたら
「ん？(笑)」
僕の大好きな
優しい顔で笑う先生がいた
先生...
「ん？(笑)」
「先生...」
「何？(笑)」
ちゅっ...
「えっ...」
想いが止まらなくて
思わず先生にキスしてた
「好きだよ？先生...大好き」
すぐ目の前にある先生の顔
その顔がみるみる内に赤くなっていく
なんて...可愛い顔をするんだろう
初めて見るその顔に
後から後から愛しさが込み上げる
ちゅっ...
「好き...」
ちゅっ...
「好きだよ？」
その日僕は、初めてキスをした
膝の上で握りしめた僕の両手を
真っ赤な顔で、優しく包んでくれた先生と
ちゅっ...
何度も何度も
ちゅっ...
触れるだけの、最高のキスを...
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ami(プロフ) - Mikuさん» Mikuさん、ありがとうございます(*^^*)マイペース更新、そして時々変態になり(笑)申し訳ないですが、一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです♪ (2018年1月15日 23時) (
レス) id: 1a8abb9722 (このIDを非表示/違反報告)
Miku(プロフ) - amiさん、早速のお返事ありがとうございます。さらに色んなチャンミンに会えるのがたのしみです。いつも応援してます。 (2018年1月15日 23時) (レス) id: 43db41bb6e (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - Mikuさん、こんばんは(*^^*)全て読んで下さったんですね。嬉しいです♪ありがとうございます！大人のお話は観覧設定を変更する必用があります。マイページへ飛んで設定をクリック、観覧できるようR18コンテンツフィルタを変更し直して下さい。 (2018年1月15日 23時) (レス) id: 1a8abb9722 (このIDを非表示/違反報告)
Miku(プロフ) - amiさん、こんにちは。このお話を読み終わって、「かわいいアイツ」シリーズを全て読み終えました。「アイツ」はホンッとにかわいいやつですね。「私」のチャンミンへの甘い甘い優しさも大好きです。大人のかわいいアイツはどうやったら読めますか？是非読みたいです。 (2018年1月15日 20時) (レス) id: 43db41bb6e (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - ありかさん» ありかさん、こちらも読んで下さったんですね。ありがとうございます(*^^*)やはりレイとの過去は読むのに勇気がいりますよね。でもおバカなオマケで救われたみたいでよかった！(笑)この先もアイツの隣は「私」唯一人です！いつもありがとうございます。 (2015年7月29日 21時) (レス) id: 08257c9958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ami
| 作成日時：2014年5月2日 13時
