感じるのは ページ44
しばらくして
ようやく私を抱き締めるアイツの腕が
少し緩んだ
「チャンミン、聞いて？」
「いやだ...」
「私は」
「絶対いやだ」
「チャンミンが」
「僕は絶対」
「大好きだよ？」
「別れな・・・」
「「・・・・」」
「え？」
「私はチャンミンが大好き...(笑)」
バッ...！！
アイツが私の両肩を掴んで
勢いよく体を離した
「ホントにっ...！」
「ホントだよ」
「ホントのホント...？」
眉毛を下げて
不安そうに私の返事を待つアイツが
愛しくて仕方ない
「ホントだよ(笑)
チャンミン以外に好きな人なんていない」
返事をした途端
アイツの撫で肩が更に下がった気がした
「はぁ...よかった」
「誤解させて、ごめんね？」
「・・・・」
じっと私を見つめるアイツ
「ん？」
「僕の事が好きなら、どうして
「好き」って言ってくれなかったんですか？」
「...それは」
ぐぅ〜っ！！
答えに詰まった時
アイツの腹の虫が勢いよく鳴った
「「・・・・」」
しばし見つめ合い
カァッ...///
みるみるうちに赤くなるアイツの顔
「チャンミン...」
「はぃ...」
弱々しい声
「続きは食べながらにしよっか？(笑)」
コクン...///
アイツは真っ赤な顔で頷いた
「じゃあ、とりあえず行こ？」
そんなアイツの手を引いて
歩き出そうとしたら
「ちょっと待って...」
グイッ！
繋いだ手を思いきり後ろに引っ張られ
「え...」
ポスッ...
瞬く間にアイツの胸に
背中から倒れ込んでしまった
「A...」
そのまま後ろから
アイツの手に頬と腰を優しく包まれる
その温かい手に誘われ少しだけ振り返ると
愛しそうに私を見下ろす
アイツの視線とぶつかった
「チャンミン...」
さっきまで真っ赤な顔をしていたくせに
「A...」
低い声で私を呼ぶアイツは
まるで別人のようで
「大好き...」
甘い囁きに目を閉じれば
感じるのは
ちゅっ...
蕩けるようなアイツのキス
チャンミン
私も、大好き...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 527人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ami
| 作成日時：2014年2月1日 23時
