かわいいアイツ ☆Changmin☆ 可愛い彼は大学生 (ページ33)

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試す訳じゃないけどページ33

胸に芽生えた不安に蓋をして

久しぶりに会ったみなと

慣れない仕事の失敗談や

最近のファッションやコスメの話なんかをして(一応乙女ですから)

楽しい時間を過ごしていた

「そう言えば、さっき言った皆で集まる話だけど、どうする？」

「そうだね...
皆が都合のいい日ってあるかな？」

「大介が土日休みだから
できればそれに合わせたいんだけと...」

「そうだよね」

隼人はアイツと同じ大学生だから...

「きっと土日なら大丈夫だよね、隼人は。
浅井君はどうなんだろう？」

「大介に聞いて貰うよ」

「うん、お願い」

「シム君は？」

みながアイツの名前を口にした途端

蓋をしたはずの不安が顔を出し

胸の奥がキュッとなった

「...チャンミンも
土日なら大丈夫だと思うよ」

「そっか、一応いつが都合いいか聞いてみたら？」

「今？」

「うん、ついでに夕飯も誘っちゃえば？
シム君、今夜独りなんでしょ？」

独り？

ホントに独りでいるんだろうか？

もし...

今も彼女と一緒にいたらどうしよう

「・・・・」

「A？どうしたの？」

「ううん、何でもないよ」

「そう？」

「うん」

でも、アイツを試す訳じゃないけど

「電話...してみるね」

私は少しだけ緊張しながら

コールボタンを押した