みんなとカラオケ2 ページ34
部屋の前で立ちすくむ私のところに来たアイツ
ちょっと拗ねたように口にした
「Aさん
どうして僕から逃げるんですかぁ...？」
いやいや
今それどころじゃないから
私はアイツを無視して
中に入ったら起こるであろう事態を想像し
はぁ...と小さくため息をついた
「チャンミン
とりあえず入ろうか...」
ガチャ...
意を決して部屋の扉を開けると
「ちょっとA
シム君と抱き合ってたってどういうこと〜？」
「あんなとこでヤラシィ〜な〜」
「お前らいつからそうゆう事になってんだよ」
「そんなの聞いてないぞー(棒読み)」
案の定、一斉に始まるみんなからの攻撃
やっぱり・・・
すると私の横に立ったアイツが
グイッ！と私の肩を抱き寄せて
「僕とAさんは付き合う事になりました。
そうゆう事なんでよろしくお願いします(笑)」
満面の笑みでそう言った
「イヤ〜っ！！シムく〜ん」
「いよっ、男だねっ！！」
「熱いねっ、お二人さん！」
「ちょっとA、いつの間に〜」
「末永く幸せになー(棒読み)」
もうみんな言いたい放題
でも幸せだから...
まぁ、いっか
アイツもみんなの反応を見て満足顔
そんなアイツは
奥の席にいる男子達に呼ばれて行ってしまった
じゃあ、私は...
入り口近くのソファに座っていた平岡君の隣に
腰を下ろした
「えっと...今言った通り
アイツと付き合う事にになりました」
私の今更な報告に、平岡君は優しく微笑むと
「よかったな、竹内」
そう言ってくれた
「うん、ありがとう(笑)」
「まぁでも
そうなるんじゃないかと思ってたよ」
「えっ？」
「だってアイツ、最近ずっとお前のことばっか見てたし、ここ2、3日は俺がお前と話すと“今何話してたんですか？っていちいち聞いてきてたからな(笑)」
「そうだったの？」
「ほら...
今だってすごい顔してこっち見てるぞ(笑)」
そう言われて視線を移すと
眉間にシワを寄せて
睨むようにこっちを見てるアイツが
私は平岡君と顔を見合わせて
「「...プッ(笑)」」
笑った
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ゆき(プロフ) - あー！オレンジ色の教室、好きだわ！ (2020年7月1日 20時) (
レス) id: 24fba8a938 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、黒板でいいんですかー！(笑)どうせなら「私」になってアイツに死ぬほど抱き締められちゃって下さい！(≧▽≦) (2017年6月18日 21時) (レス) id: b01a6839fe (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - オレンジ色の教室の黒板になりたい私 (2017年6月18日 17時) (レス) id: 0c3ca6793d (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - のりのりさん» のりのりさん、私も手直ししながら若いっていいなぁと羨ましくなっちゃいました。辛い想いをした後は幸せも甘さも倍増ですよね。キュンキュンして頂けて嬉しいです！ (2016年5月7日 10時) (レス) id: 08257c9958 (このIDを非表示/違反報告)
のりのり(プロフ) - はぁ( ´ ▽ ` ) 青春ですねぇ… 恋ってステキ( ´艸｀) 辛い思いの後の すっごい幸せ！ キュンキュンがたまりません！ (2016年5月4日 0時) (レス) id: 21fe8feb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ami
| 作成日時：2013年5月22日 16時
