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優しい笑顔2 ページ7
こんな事を考えてもどうにもならないけど
もしあの時私が彼を裏切らなければ
あの日彼が私に話してくれた未来が
現実になっていたんだろうか
もし「別れたくない」そう言って
彼を引き留めていたら
今彼の隣にいるのは、私だったんだろうか
今更こんな事考えるなんて
ホント馬鹿みたい
彼はとっくに私の事なんて吹っ切っているのに
私だって...
「レイ？」
ハッ...！
「レイ、どうしたの？
あんまり遅いから来てみたんだけど。
あの家族...レイの知り合い？」
「...ううん」
「買い忘れた物はあったの？」
「・・・・」
「ん？(笑)」
優しい笑顔...
そう...
私だって今は大切にしていきたい人がいる
「ううん...今から探すところ」
「そっか(笑)」
この優しい笑顔を
いつまでも大切にしていきたいから
「うん(笑)」
もう過去は振り返らない
「食料品売り場って寒いよね。
だから、手...繋いでいい？」
「...(笑)」
優しい笑顔
「あったかい...(笑)」
「あったかいね(笑)」
大好きな
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作者名：ami
| 作成日時：2013年10月10日 13時
