今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:455,360 hit
小｜中｜大
夢3 ページ39
...ハッ！！
目覚めると
僕はベッドから床に転がり落ちていた
Aさんは...
いない！
ベビーベッドにはスヤスヤ眠る結愛
ガチャッ！
僕は急いで寝室のドアを開けた
キッチンには、夢と同じように
僕に背を向けて立つAさんの姿
ドクン...ドクン...
ゆっくり近付いて
その小さな身体を後ろからそっと抱き締めた
「あっ、チャンミンおはよう(笑)」
誰よりも愛しい人の声
A...
振り返ったAさんが目を丸くした
「どうして泣いてるの？」
...泣いてる？
気付かなかった
「怖い夢をみたんだ...」
すごくすごく怖い夢を
流れる涙を優しく拭って
僕を抱き締めてくれるAさん
僕はAさんの細い肩に顔を埋めた
感じる愛しい温もりに
また、涙が止まらなくなった
そんな僕の髪を優しく撫でながら
「大丈夫だよ...」
そう繰り返す僕の愛しい人
あんなにイヤな音を立てていた心臓が
トクン...トクン...
徐々に静かになり
僕の全身が
温かく幸せな気持ちで埋め尽くされていった
「Aさん...」
「なに？」
「大好き...」
あぁ...
本当に、夢でよかった(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 552人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ami
| 作成日時：2013年10月10日 13時
