同窓会7 ページ35
「ここに座って？」
結愛も寝静まった夜
帰って来てから、結愛に話しかける以外
ずっと口をきいてくれなかったアイツが
やっと口を開いた
言われた通りリビングのソファに座ると
目の前に立ったアイツがソファに片膝をついて
何も言わず私のパジャマのボタンを外し始めた
え...ちょっと
「ちょっと待って、チャンミン...」
「ダメ...待たない」
明るい部屋で
突然キャミソール姿にさせられた私は
恥ずかしくて
「チャンミン...？」
アイツの名前を呼び訴えた
そんな私を無視して
キャミソールの肩紐をずらしたアイツ
「ここ...」
ちゅっ...
露になった肩に
いきなり唇を這わせてきた
瞬間、チクッとした痛みが走る
そのまま捲られたキャミソールの裾
「ここも...」
ちゅっう...
今度は現れた腰に
さっきよりきつめに痛みが走った
「...ッ！」
痛くて思わず声を漏らす
「我慢して」
こんな時いつもなら
「ごめんね」
そう言って優しく謝ってくれるアイツは
謝るどころか、やめてもくれない
あの時やっぱり見てたんだ
「...ッ」
何度かキスを落としたアイツが
ようやく顔を上げた
ソファに両手をつき
そこへ閉じ込めた私を見下ろす眼差しは鋭くて
「チャンミン...？」
すると今度は
アイツの右手が私の顔に触れた
そのまま何をするのかと思ったら
視線の先の唇を親指の腹でそっとなぞり
ペロッ...
舐める取るように
口の端に舌を這わせてきた
「ン...」
...ここも
さっきから全部
玉木君が触れたところ
「A...」
顔を離し、再び私を見つめるアイツの瞳に
怖いくらいの嫉妬を感じた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 552人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ami
| 作成日時：2013年10月10日 13時
