新婚旅行8 ページ8
サングラスを掛けて
ガラリと雰囲気が変わったアイツと
その後も買い物を楽しみ
今はチェックインをしにホテルへやって来た
私達が泊まるのは
ワイキキにあるそこそこ名の知れたホテルで
部屋のテラスからは
綺麗な海とダイヤモンドヘッドが見えるらしい
ふふっ、楽しみ(笑)
その後は、ホテルで少し休憩してから
歩いて行ける距離にあるガーデンレストランに
夕飯を食べに行く予定
日本語を話せるスタッフが接客中だった為
英語を話せるアイツが
チェックインの手続きをしてくれている
サングラスを掛けて
英語でホテルのスタッフと会話をするアイツは
まるで知らない人みたい
まさかサングラス姿が
こんなにも格好よかったなんて
日本人観光客の中には
すれ違い様にアイツをじっと見ていく人までいた
カッコいいのに可愛くて
子供っぽいかと思えば男らしい
「Aさん、お待たせ」
手続きの済んだアイツが
近くのベンチに座っていた私の所にやって来た
その顔をじっと見つめる私に
「Aさん、どうしたの？」
そう言ってサングラスを外すと
一瞬でいつものかわいいアイツに戻る
アンバランスな魅力のアイツに
堪らなくドキドキさせられる
大きな瞳をクリクリさせて
私の顔を覗きこんでくるアイツは
自分の魅力に気付いているんだろうか
「何でもないよ...手続きありがとう。
部屋に行こうか(笑)」
「はい(笑)」
私の言葉に
嬉しそうに手を差し出すかわいいアイツが
部屋に入った途端
「A...」
男の顔を見せるのは
私だから知る事ができる
私だけの
幸せ...(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 508人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ami
| 作成日時：2013年9月10日 11時
