黒い天使は双黒に拾われたそうです

act0 誕生日〜中原中也、後編〜 ページ7

《中原side》




中「ん…」




目が覚めると俺は医務室のベッドで寝ていた




太「気がついた？この単細胞」




目の前にはあの包帯無駄遣い装置が不機嫌そうな顔で座っていた




中「あァ何だよ太宰、俺をからかいにでも来たか？」




太「私がいつもそんな事考えてるとは思われたくないね、この脳筋蛞蝓」




いつも考えてる様なもんだろ←
出会い頭にあんだけ蛞蝓だのチビだの言われてそう思わない方がおかしい気がするぞ




『じゃあ何だよ』




太「Aちゃんが異能を使って君の傷を全部治したんだよ」




中「んな⁉」




Aが異能を使って、俺の傷を全部治した？
…嘘だろ？




太「Aちゃんのは瀕死の重傷以外ならその場で治す事ができる治癒系の異能者だ」




中「Aは⁈」




太「君を治すのに体力使い果たしたみたいで、織田作がよく通ってるカレー屋の部屋で寝てるそうだよ」




中「そうか…じゃあ手前は何でそんな不機嫌なんだ？」




太「馬鹿なの？あの子は私のモノだ…小型犬の君なんかの傷を治す為に異能を使って倒れられるなんて不愉快きわまりないよ」




此奴…やっぱ殺す←




太「まぁ、Aちゃんには感謝しておきなよ？君の事を治してくれたんだからね」




そう言って太宰は去って行った




中「…誰が手前のモノだよ」




誰もいなくなった医務室で一人呟いた




Aは俺のモノだ、絶対に手前なんかには渡さねェよ、クソ太宰




〈後日、Aちゃんに兎のぬいぐるみを買ってあげた中也さん〉




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えー読者様に解説すると、この時点で旧双黒ヤンデレです、もう取り返しがつかない感じでやばいやつです



そして我が最推しの中也さん、誕生日おめでとう‼




5.1 番外編のリクエスト募集中です、少し日常の場面を飛ばすので、番外編でこれ書いて欲しい‼ というリクがあればコメント欄に書いてください


例〉 夢主と中也さんの絡みを書いて欲しい‼



(注．芥川さん以外でお願いします)

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