うちの紅一点はドクズ人間ですがどうぞよろしくお願いいたします。

好きでいてくれてありがとう ページ47

ツアーのリハがだんだんと始まる中


SNSでは私の脱退が噂され始めた


みんなに報告する少し前に照に電話をした


照は脱退じゃなくて卒業にしよう。そう言ってくれた
それがなんだかとっても嬉しかった


｢ひー？｣

照｢ん？｣

｢あのさ……｣

照｢いいよ。大丈夫。わかってるから｣


そう頭をポンポンとして


照｢まだ好きで居るのは自由だよな？｣

｢……｣

照｢今すぐ忘れるとか無理だから……もう少しだけ好きでいさせて｣

｢うん……｣


ひーはどんな時でも優しいそして私を優先してれた


｢ひーありがとう｣


多くは語らないけど、全部分かってくれて包んでくれる。誰よりも男らしい人



大介｢ねぇAちゃん？俺になんか話あるんでしょ？」

｢大ちゃん｣

大介｢うん｣

｢いままでずっと好きだよって言ってくれありがとう。けどごめんなさい｣

大介｢うん……こちらこそありがとう。好きにならせてくれて最後にぎゅーーーってしていいー？」

｢うん！！！｣



大ちゃんはたくさんの愛をあたえてくれた人



｢しょうーた！｣


翔太｢俺は聞かねーよ！！！｣


｢翔太……｣

翔太｢聞きたくねぇよ……｣

｢ごめんね……｣

翔太｢……おぅ｣

｢ありがとう好きになってくれて｣

翔太｢俺は嫌だよ。お前と離れんの｣

｢私だって本当は嫌｣

翔太｢じゃぁいいじゃん！｣

｢気持ちだけじゃどーにもならないことだってあるんだよ｣

翔太｢……そんな世界にいるんだもんな……｣

｢うん……｣

翔太｢……ありがとな。俺のわがままに付き合ってくれて｣


｢こちらこそありがとう｣


翔太は不器用だけどとっても優しい人。

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