運命が２０つ ページ22
「A、顔色が悪いよ。
大丈夫...？」
久しぶりの休みだったので真菰と一緒に甘味を食べていたら心配そうに聞かれた。
「大丈夫大丈夫！
ありがとね真菰。」
「やっぱり錆兎のこと？」
「ﾌﾞﾌｯ！！！！」
いきなり聞いてくるもんだから飲んでたお茶を私はギャグ漫画のように思いっきり吹き出した。
「ｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ...
いきなりどうしたの？」
「Aが悲しそうな顔をするのは大体錆兎が絡んでるから。
Aにそんな顔させてる錆兎殴ってきても良い？」←
「落ち着いて真菰。
錆兎だって疲れてるだろうから休ませないとね。」
本当は凄く頭が痛い。
あの光景が目蓋に焼き付いて離れない。
心なしか食事もあまり摂らなくなった気がする。
もともと食事はそこまで摂ってなかったから良いんだけどね。
「A、家に戻ろっか」
「何で？」
「今日はAと家でゆっくりしたいなって思ったの。
・・・駄目かな？」
「・・・ありがとう真菰。」
真菰は本当に優しい。
私は真菰の優しさに甘え家でゆっくりすることにした。
私は相当疲れていたらしく
「ｽﾋﾟｰ」
家に着いた途端真菰に体を預けて眠ってしまったのだ。
真菰は暖かかった。
微かに漂う花の匂いも心を落ち着かせてくれた。
私の頭をそっと撫でてくれる手つきも優しかった。
しかし真菰は此れを計画するために私を眠らせたのだ。
あろうことか真菰は私に
「A、行ってらっしゃい！」ﾆｺﾆｺ
「ちょ、真菰！？」
錆兎と縁日に行くよう仕向けたのだ(強制)
錆兎の隣にいた女性に失礼でしょ...
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翠遥奈雪(プロフ) - ニャンコさん» ありがとうございます！！！！ (2020年10月25日 15時) (
レス) id: 5baed18305 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコ - あ、続き良かったです！！！！！！！！！！ (2020年10月25日 14時) (レス) id: 7d4ce4c580 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコ - 花………………………………………では…ない。 (2020年10月25日 14時) (レス) id: 7d4ce4c580 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコ - あー………………………………………おん。。(意味深) (2020年10月25日 14時) (レス) id: 7d4ce4c580 (このIDを非表示/違反報告)
奈雪(プロフ) - CHARAさん» こ、この世には知らなくて良いこともあるんですよ(目逸らし) (2020年9月7日 16時) (レス) id: 5baed18305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈雪 | 作成日時：2020年5月18日 9時
