【ツイステ】獅子の剣と成りし少女は (ページ11)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:12,118 hit

我こそは牙ページ11

マジフト大会当日。

「A...？」

驚いているラギーの声なんて聴こえない。

「そうかそうか。

だからだったんだなレオナ。

だから私をしばらくサバナクローから遠ざけたんだな？

レオナは誰よりも私のことを知っているはずだもんな。

私が卑怯な手や曲がったことが嫌いなことは知ってたもんな。

私が邪魔だったんだな。」

情けない。

自分が本当に情けない。

レオナをオーバーブロットさせてしまった。

けど、さ。

「いいかクソライオン！！！！

私にも言いたいことがあるぞボケェ！！！！？？？？

なぁにが永遠に１番になれないだぁ！？

ずっと...

ずっとずっと！！

テメェは私の中の１番だわ此のアホンダラ！！

何かする度に最初に、１番に思い浮かぶのはレオナだ！！

誰よりも護りたいのはレオナだ！！

烏滸がましいけど！！！

隣に１番いてほしいのもレオナなんだ！！！

こんなことしたら私がテメェを蔑んで離れていくと思ったか！？

もし少しでもそう考えたんならテメェの普段の生活態度見直せや！！！！

足の踏み場が殆ど無いくらい洗濯物溜め込むよりかはマシじゃボケェ！！！！

馬鹿阿保すっとこどっこい間抜けあんぽんたんボケナス怠惰玉子野郎！！！！

このっ、この...

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

鈍チン!!!!!!!!」

・

誰かの息を呑み、戸惑う声と堪えきれずに吹き出す音が鮮明に聴こえた。