2話 ページ4
貴方side
またやってしまった……
うっかり貧血を起こして足を撃たれた
何やってんだ私は
何でこんなドジ踏んだんだ私は
まあ元々は休むことなく旅をしていた私が悪い
……兎に角ドジを踏んだ経緯は置いておいて
どうしようかな…この状況
足撃たれて
転んで
現在進行形で取り囲まれてる
どうしよう
人攫い2「チッ…手こずらせやがって！」
人攫い1「大人しく捕まっときゃいいんだよ！売り物はよォ！！」
人攫い3「おいさっさと首輪つけろよ！」
人攫い4「分かってんよ！！」
触んな
と言ってやりたかった
なぜか？
それは首輪をつけようとしていた人攫いが倒れたから
銃声みたいな音が聞こえたけど
銃構えてる人なんて何処にもいない
いるのは木の上でこちらを睨んでいる
やたらと背の高い男の人だけ
よく見たらあの人何処かで見たことがあるようなないような気がする
人攫い3「！！誰だッ！」
人攫い1「誰だテメェは！！」
私に思いっきり背を向ける人攫いども
数人は私を見ておくべきなのに
全員木の上の男の人を見ている
やーい
お前らの脳みそミジンコ以下ー
と人攫いに言ってやりたかった
でも言わなかった
なぜか？
私が人攫いどもを撃ったから
人攫い3「げぇえ！！そうだこの女銃持ってたんだった！！」
貴「銃を持った相手に背を向けるのは死に値します……それなのに貴方達は私に背を向けた」
貴「それは即ち……死を表します」
そこからはものの数秒
早撃ちは私の得意分野
人攫いは全員倒れてしまいました
ちゃんちゃん(棒)
なーんてふざけてはいられませんね
木の上にいた大男さんがこっちに向かってきた
何故来る
こっち来んな
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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西 - この方角に福があるはずです
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