インクの悪魔と三角の悪魔と２【BATIM×GF】 (ページ4)

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7-3 ボリス奪還作戦！ページ4

その後も何事もなく5冊目の本まで見つけ出し、プライベートと書かれた部屋まで入っていく3人。勿論、Aも後をつけている。

ディッパー「うわ…なんだここ…」

一見洞窟に見えるその場所を、しばらく眺めた後木の道を進み少しひらけた場所に出たディッパー達。

そして、謎の機械と何かを操作する機械を交互に見る。

ディッパー「これは…リフトを動かす機械か！修理をすれば動かせそう…歯車が必要みたいだ」

メイベル「ディッパー！！このへんちくりんな機械に歯車のダイアルがあるー！」

ウェンディ「後何かすれば歯車が出るって事？」

ディッパー「なるほど…でも何するんだろう」

ディッパー達が行き詰まったようなそぶりを見せると、Aは待ってましたと言わんばかりに笑みを浮かべると口を開いた。

A《暗闇の中の子供達、僕の声を聞きなさい♪》

ディッパー「！？何だ！？」

メイベル「え……？」

ウェンディ「歌ってる…？」

A《トンネルを進みなさい。貴方達に必要なものはそこにある♪》

ディッパー「…あそこか！」

歌うようにして示される内容に従い、トンネルを進むディッパー達。

行き止まりになっている場所まで進むと、再び歌声が聞こえて来た。

A《レバーを下ろし、ハンドル回せ♪インクの塊欲しいのならば♪》

ディッパー「レバーを下ろして…」

メイベル「ハンドルを回す…」

歌声の通りに操作すると、中央にあった柱だと思っていたものが動き中から新鮮なインクが出て来た。

そしてハンドルを回すと、そのインクの中から人型が現れる。

《さぁ、インクの塊手に取って♪機械の中に入れましょう♪》

ウェンディ「これを取ればいいんだね…」

ウェンディが人型からインクの塊を手に取り、先程の機械があった場所まで3人は戻っていった。