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夜になり彼女のお見舞いに行った。
とっきー「約束通りきたよ」
A「あ、とっきーくん！！来たんだね」
とっきー「うん」
A「じゃあ、早速お願いしてもいい？」
とっきー「早速なんだね笑」
A「うん！」
とっきー「どんなお願い？無茶な事は聞かないからね」
A「知ってるよ〜！あのね、ここから抜け出して一緒に
桜みない？」
とっきー「この時期に桜なんて咲いてないよ、枯れちゃったんだし。ましてや、
病人を連れ出すって、殺人犯にはなりたくない。」
A「そう言うと思って調べたの！5月になったら満開なんだって！」
とっきー「北海道って…笑 ツアーで行くじゃん」
A「ごめんだけど、その頃にはもう遅いよ〜
あのね、私には時間がないの」
とっきー「そうだけど…」
A「大丈夫だって、死にかけの人が病院を抜け出して
途中で死ぬって、ドラマにありがちじゃん⁈それに、メンバーだって
許してくれるって！」
とっきー「Aさんの最期に僕が傍にいる時点でメンバーさんに
怪しまれるよ。今だってノリで、2人はできてるんじゃないかって
イジられるんだから」
A「まあ、そのいじりはよくされるよね笑」
とっきー「すかさず否定するけど」
A「否定しなくてもいいじゃーん笑」
とっきー「そういう関係じゃないし」
A「まーそうなんだけどね笑
あ、とっきー君あのさ…」
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作者名：ぽんちゃん | 作成日時：2017年8月11日 0時
