嘘つきな君達 (ページ2)

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嘘つき#22 ページ2

「それ酷くないか？」

「トカゲうるさい」

「白竜だ！」

「誰かねてんの？」

私はカーテンが閉まってる場所を、

開けた…

なんとなく予想してた通り

男女が寝てた…

屋上いこーっと

「どこに行くんだ？」

「お・く・じょ・う・屋上」

「俺もいく」

「なんで？ついてくんな」

「行きたいから」

「全員教室戻れ」

「やだ」

「反抗期…」

「息子でも何でもないだろ」

「うるさいな…って

サッカー部！？私に？」

「妄想やめたら？」

「けっこうきづつくよね」

「知りたくありませーん」

「うざ」

「ねてんのだれ？」

「南沢先輩だよ」

「ナルシ？」

「誰がナルシだ」

「てか邪魔どいて」

「何年？」

「二年早くどいて、寝れないんだけど」

「名前は？」

「いや早くどけよ」

「言うまでどかない」

「なら屋上いこ…う…」

「(ﾆｺｯ」

「いや(ﾆｺｯ)じゃねーよ！

何でドア塞ぐの！？」

「名前言えばどくから」

「言えばいいんでしょ？」

「うん」

「金橋A」[早口]

「なんていった？」

「言ったからどいて」

「もう一度！」

「金橋A！はいどいて！」

「Aね…わかった」

「名前で呼ぶな、次言ったら

そく逃げる」