紅一点は密かに愛される。に。 (ページ13)

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赤「気にすることないと思うけどね」

黄「俺もそう思う、康二のことは分かんねーけど」

棘のある言い方をした岩本は、

チラリと向井のほうへ視線を投げた。

橙「あー…俺な、Aちゃんの食事担当やねん。
たまにご飯持ってくことあるからそれでちゃうかな」

青「食事担当って…べつに涼太でもいいじゃん」

橙「せやねんけど、なんていうか…
ほんまに食わんくなったときだけやねんな。
忙しくなったりなんかあって食えへんくなると
SOSとまではいかんけど、連絡が入んねん。
…あ、Aちゃんには内緒やで。
たぶん心配かけたくなくて言えへんのやと思うから」

向井の衝撃の発言に一同驚くも

それはまた別問題なのでとりあえず置いておく。

白「僕お願いしてみようかな」

青「家あげてって？やめとけよ」

白「えーでもぉ、」

黄「Aも何か考えがあってのことだろ、
疑われるようなことは避けてんだよ」

紫「ラウだったら入れてくれると思うけどねー」

微妙な空気になったところでAが楽屋入り。

そのままこの話は終了を迎えて。

黒「…ねぇ、阿部ちゃんはほんとにないの？」

緑「え？うん、そうだけど？」

さて、嘘をついているのは誰？
　
　
　