33 挨拶 ページ33
藤井side
Aが倒れてから、1週間が経った。
Aのマネージャーから、話は聞いたけど
詳しくは教えてくれへんかった。まぁ、そらそうやんな。
俺らは、Aをいじめてたんやし。
萌にはまだあの時のことを聞けてへん。
萌はあの日から、めっちゃ静かになって、たまに話す時も標準語になってた。
そして、今日は櫻井くんが司会をつとめる音楽番組の日
Aも出て、歌うらしい。来た時楽屋を見つけてん。
みんなは相変わらず、はしゃいどる。
でも、濱ちゃんと萌は静かやった。
そんな中、楽屋に挨拶に来た人がおった。
ｺﾝｺﾝ 「美原です。失礼します。」
萌「A……」
「どうも、お久しぶりです。
今日はよろしくお願いします。」
前とは違い冷たく、まるで俺らを突き放すような声。
「失礼しました。」
すぐに出ていこうとしてたから、咄嗟に腕を掴んでしまった。
「なんですか。藤井さん。」
Aの目は近くに居る俺でさえも映さない真っ黒な瞳やった。
藤「なぁ、お前何でここ来たん。」
俺の気持ちとはほど遠い、冷たい声が出た。
「"新人"なので、挨拶をしに来ただけですが。
時間がないので、これで失礼します。」
俺の手から、離れた腕は、怖いくらい細くて、
.
.
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_________怖いくらい、キズだらけやった。
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凪渚(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります^^ (2018年10月10日 20時) (
レス) id: c3f343246b (このIDを非表示/違反報告)
さらさら - 感動しました！これからも更新頑張ってください！ (2018年10月8日 17時) (レス) id: 5b93c75393 (このIDを非表示/違反報告)
凪渚(プロフ) - 紫簗さん» ありがとうございます！！自分、文才ないなぁとへこんでたので、すっごく嬉しいです＼(≧∀≦)／ (2018年8月17日 19時) (レス) id: c3f343246b (このIDを非表示/違反報告)
紫簗 - 今日読んですぐ読み終わりました！文章を作るのがお上手で羨ましいです(^-^)/ (2018年8月17日 18時) (レス) id: 131365ac04 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 凪渚さん» いえいえ。大丈夫です！ (2018年7月31日 14時) (レス) id: 57789aac60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪渚 | 作成日時：2018年6月9日 7時
