27日 天才 ページ2
夜中の路地、悲鳴と銃声とアッシュを呼ぶ声が聞こえる
アッシュが殺すとき、必ず眉間の中心を射抜く
アッシュはまるで死んだような顔で人を一人、また一人と打つ
血と硝煙の匂いが彼を包んでいく
主「帰るか」
アッシュ「あぁ、疲れた」
アッシュは自分が人を殺すとき、私にはその姿を見せなかった
まるで、自分が汚いものを全て背負うようにしているようだ
部屋に戻り、自分のベットに横たわった
しかし数分後、アッシュと英二が声をあげているのが聞こえ、バタンッという音も聞こえた
二人の部屋へ行くと、そこにアッシュの姿はなく、英二が一人でベットに座っていた
主「ただいま、どうした？」
英二「おかえり・・・君は知っていたのかい、アッシュが人を毎晩殺しているのを」
主「・・・うん、知ってたよ」
英二「止めようと思った事はなかったのかい？」
主「そう聞かれれば、ないって答えるのが正しいな」
英二「そうか・・・僕はアッシュを信じてたんだ。でも今の彼は彼じゃない。喧嘩をしてでも、言わなくちゃいけないって思ったんだ。でも」
主「何回も聞いてるかもしれないが、俺達とお前じゃあ、世界が違う。でもアッシュはお前に出会って、変わった事がたくさんあるんだ。明日、コング達と一緒に、図書館に来いよ。俺もいるからさ。今日はもう寝ようぜ、おやすみ英二」
英二「・・・おやすみ、ラム」
翌朝、先に図書館へ向かいアッシュに会った
アッシュは席に座り本を読んでいた
主「おはよ」
アッシュ「・・・おはよ」
主「そんな顔いつまでもしてんなよ」
アッシュ「うるせぇ、俺の勝手だろ」
主「多分もうすぐここに英二が来るよ」
アッシュ「お前教えたのかよ。余計なことを」
主「いつまでも歪みあっててもしょうがねぇだろ？あ、せっかくだし英二にアメリカン納豆食わせてやろうぜ」
アッシュ「そりゃいいな。日本人はクセェもん好きだからな」
それから互いに本を読み、小一時間後英二が来たことに気づき、ラムはその場を離れた
その翌日、また着替えて欲しいとアッシュに頼まれ、再び親子ごっこをしなくてはならなくなった
父の部屋を訪れると、英二が撮影した写真からアッシュが大統領補佐官と大物議員の写真を見つけたといい渡した
政府はドミルイースト、中東に強硬な姿勢を見せている、だが地上軍の派遣には消極的。
そこで中東側でクーデターを起こし、援助をする。目的は米国の傀儡政権を置くため
側から聞けば夢物語にも程がある
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フウカザ(プロフ) - 紅玉さん» ありがとうございます！！オリジナルキャラ増えてきて皆さん大丈夫かと思ったのですが楽しんでいただけて何よりです！これからもよろしくお願いします！ (2018年11月15日 21時) (
レス) id: 6f4f31ef19 (このIDを非表示/違反報告)
紅玉 - お話読ませてもらってます！面白くて何回もシリーズ読み直してます！これから主人公はどうして行くのかなんだか気になって仕方ないです！アッシュとの関係性もまたこれからどうなるのか楽しみにしています！ (2018年11月15日 12時) (レス) id: d8d0314258 (このIDを非表示/違反報告)
フウカザ(プロフ) - ゆのさん» ありがとうございます！今後もよろしくおねがいします！ (2018年10月27日 16時) (レス) id: 6f4f31ef19 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - アッシュ幸せになってほしいですよね、ほんと…。この物語の主人公の結末もまた見所ですね！続きが楽しみですね (2018年10月15日 21時) (レス) id: b38db4a895 (このIDを非表示/違反報告)
フウカザ(プロフ) - セキトさん» 読んでくださりありがとうございます！！頑張りますでよろしくおねがいします！ (2018年10月9日 19時) (レス) id: e86363889d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フウカザ | 作成日時：2018年10月5日 23時
