検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:67,754 hit

_ ページ7

『…っ!…ぅっ…』

気持ち悪さで目が覚めた。

時計をみると10分くらいしか経っていない。

トイレへ行ったが吐けなくて、仕方なくベッドへ戻った。

と「んん…?Aやん。なんで…?
うわ!やば!!!寝坊した!!
A、ごめん!準備して行くから!!」

『あ、うん…』

バタバタとシャワーを浴びて準備をするとしみつ。

と「今日は早く帰ってくるはずだから!
行ってきます!!」

『いってらっしゃい…』

行ってしまった…

久しぶりに起きてるとしみつに会えたのに…

なんでこの時間にいることに疑問を持たないんだろう…

大丈夫?とかないのかな…

最近どう?とか思わないのかな…

イラつきやら悲しみやらいろいろな感情が渦を巻く。

行きついたのは感情は、

『さみしい…っ』

寂しさだった。

小さく呟いた声が部屋に消えた。

知らない間にベッドで寝てしまっていた。

外は真っ暗になっていた。

としみつがでかけたのが14時くらい。

今は…22時過ぎ。

なにが早く帰るだよ、バカとしみつ…

たくさん寝たのに身体は良くなっていない。

『はぁぁぁ…』

大きなため息をついた。

ガチャ

玄関の鍵が開く音がした。

と「A〜?おらん〜?」

寝室まできた。

と「A〜今日はお寝坊さんかや〜?」

お酒の匂いがするから飲んできたんだ…

『ご飯は?食べてきたの?』

と「Aのご飯食べたいから飲むだけにしてきたげぇ、お腹すいた〜なんか作って〜」

ぷつん、となにかが切れてしまった。

『なにそれ。今から作れってこと?』

と「なんで怒っとん?」

『ふざけないでよっ!
飲んでくるなら言えばいいし、食べてくればよかったじゃん!
そんなにお腹空いてるなら自分で買ってくるとか作るとかしなよ!』

と「は?なにキレとん。
酒で気持ちよかったのに冷めたわ。
もう知らん。てつやんとこ行くわ。
勝手にしりん。」

『としみつのバカ…』

としみつが家を出てしまった。

床で泣き崩れて…記憶がない。

_→←×toshimitsu



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

yu(プロフ) - 孤黒さん» 孤黒様、ご心配ありがとうございます(>_<)また更新できるように頑張りますのでまた読みにきてくださいね〜!! (2019年3月31日 20時) (レス) id: 196e902e02 (このIDを非表示/違反報告)
孤黒 - だ、大丈夫ですか、、、?無理だけはしないで下さいね。更新待ってます! (2019年3月31日 18時) (レス) id: 19e63cbf4e (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - ぱおーんさん» ぱおーん様、いつも読んでいただいてるなんて…ありがとうございます(T-T)嬉しいです!頑張りますのでまた読みにきてくださいね〜♪ (2019年1月8日 21時) (レス) id: 196e902e02 (このIDを非表示/違反報告)
ぱおーん - いつも読んでます!これからも頑張ってください!! (2019年1月8日 7時) (レス) id: 5907bb178f (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - ありがとうございます!本で読んだり聞いたことと知識です^^* (2019年1月3日 14時) (レス) id: bcfc3b7db5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2018年12月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。