ツラい時側にいてくれたのは…2

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りょう side

寝ちゃった。

うーん、帰っていいって言われたけど心配だしなぁ。

しばらく懐かしい寝顔を見ながら考え、買い物してご飯作っておこうと決めた。

作り終わっても起きなかったら帰ろう。

よし、とAの部屋を出て鍵を閉めた。


A side

んん…よく寝た…と思ったけど1時間も寝てないのか。

りょうに後でLINEしておかなきゃな。

あれ？なんか物音といい匂いがする。

匂いに惹かれてキッチンに行った。

り「あれ、もう起きた。
体調はどう？」

『だいぶいい…ところでなんでりょういるの？』

り「どうせそのまま帰ったらAなんにも食べないでしょ？
だからスープ作ったよ。
キッチン勝手に使ってごめんね？」

『ううん、ありがとう。
りょうのスープ好き。』

り「ふふ、もうできるから暖かい格好して待ってて？」

『はーい。』

ソファでおとなしく待っていることにした。

り「はい、できたよ。
あ、暖かくしてって言ったのに。」

と、近くにあったブランケットをかけてくれた。

り「俺も一緒に食べていい？
ていうか食べるけど。」

『断る理由ないでしょ。
作ってくれてありがとね。』

り「いーえ。はい、どうぞ。」

『いただきます…おいしっ
りょうはさすがだね。
前よりもまた美味しくなったんじゃない？』

り「えーそんなことないでしょー？
久しぶりだからじゃない？」

『そっかー。』

しばらく会わなかった分の話をしてご飯を食べ終えた。

り「洗い物してくるから薬飲んでゆっくりしてなよ？」

『え、洗い物は私するから置いてていいよ？』

り「体調悪い人は甘えてたらいーの！
俺が勝手に作ったんだし、ね？」

そういいながら洗い物を始めてしまったので素直に甘えることにした。

薬を飲んでソファで東海オンエアの動画を見ていた。

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