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り「はい、ブランケット。」
『ありがと…っ』
り「痛いのはおなか?頭も?」
『うん、両方…』
り「Aひどい方だもんね。
寝かせたいけど家の方向だけ案内して?」
『えっと…』
ざっくり案内をし終え、寝ていいよと言われ目を瞑ったのはいいものの、だんだん気持ち悪くなっていた。
りょうは気付いていないのかまっすぐ前を向いて私の家まで車を走らせている。
家の近くまで来た頃、りょうに声を掛けられて家の前まで誘導する。
『あ、そのアパート。
りょう、ありがとね。助かった。』
り「いいえ〜この駐車場って止めて大丈夫?」
『んー、うん。いつも空いてるから大丈夫だと思う。
でもいいよ?ここで。』
り「心配だから部屋の前までは付き添うよ。
はい、荷物貸して。」
『ありがとう。』
部屋の前まで送ってくれたはいいものの、車で感じた気持ち悪さが強くなっている。
り「A?…どうした??」
『ごめっ、鍵、カバンのポケット…出して…』
貧血にもなってしまい、その場にしゃがみ込んでしまった。
り「A!?ちょっと待ってね!
鍵…!はい、開いた。一緒に入るよ?」
頷くとりょうがお姫様抱っこをして私をベッドに寝かせてくれた。
り「貧血になってるね。気持ち悪いのは?」
『気持ち悪い…ぐるぐるしてる…』
り「ゴミ箱置いておくね。
少し寝れそう?」
『ん…寝る…りょうありがとね。
駅でりょうに会えて良かった。
鍵開けたまま帰っていいからね…』
そのまま眠ってしまった。
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yu(プロフ) - 孤黒さん» 孤黒様、ご心配ありがとうございます(>_<)また更新できるように頑張りますのでまた読みにきてくださいね〜!! (2019年3月31日 20時) (レス) id: 196e902e02 (このIDを非表示/違反報告)
孤黒 - だ、大丈夫ですか、、、?無理だけはしないで下さいね。更新待ってます! (2019年3月31日 18時) (レス) id: 19e63cbf4e (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - ぱおーんさん» ぱおーん様、いつも読んでいただいてるなんて…ありがとうございます(T-T)嬉しいです!頑張りますのでまた読みにきてくださいね〜♪ (2019年1月8日 21時) (レス) id: 196e902e02 (このIDを非表示/違反報告)
ぱおーん - いつも読んでます!これからも頑張ってください!! (2019年1月8日 7時) (レス) id: 5907bb178f (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - ありがとうございます!本で読んだり聞いたことと知識です^^* (2019年1月3日 14時) (レス) id: bcfc3b7db5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優 | 作成日時:2018年12月21日 0時