ツラい時側にいてくれたのは…2

×tetsuya ページ36

てつや 社会人夫婦

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『パンツ持った？パソコン持った？充電器は？
名刺は？忘れ物ない？大丈夫？』

て「もー大丈夫！あんなに指差し確認したから！
Aってば心配しすぎ！母みたいー！」

『だって心配だもん！』

てっちゃんは今日からお仕事の関係で東京へ出張です。

二泊三日でいないから少し寂しいけどお仕事だからしょうがない。

て「そろそろ行こうかな。
Aもお仕事がんばってね！」

『そっか…てっちゃんもがんばって！』

て「そんなに寂しそうにしんでぇ！
夜に電話するから！」

『うん…気をつけてね！
電話待ってるから…いってらっしゃい！』

て「いってきます！」

ちゅ、と軽くキスをしてからでかけたてっちゃん。

さて、私も準備して仕事に行かなきゃ。


仕事に来たはいいものの、ずーんと重い頭と身体。

顔色も悪かったようで、上司に強制的に帰らされる事になった。

帰る前にトイレに行ったら生理になっていて、心まで重くなったまま帰った。


家に着いた頃てっちゃんからLINEが来ていた。

てっちゃん無事に東京着いて、仕事一件終わらせたよ〜!

Aお疲れ様!私は生理で体調悪くて帰ってきたよ…

てっちゃんえ!まじで!?大丈夫なの???

既読だけつけて眠ってしまった。


しばらくして起きると外は暗くなり始めていて、てっちゃんからの着信が大変な事になっていた。

prrrr…

て「A！？体調は！？」

『わ！出るの早っ
寝ちゃってて、ごめんね？
体調はいつも通りな感じかな…』

て「えーじゃあしんどいやん…
明日はお休み？」

『うん。元々休みだったから家でのんびりするよ。』

て「それがいいね。
あー！Aがしんどいのに近くにいられないのがつらい！今すぐ帰りたい！」

『お仕事だから仕方ないよね…』

少しお喋りをして、てっちゃんは明日も仕事でご飯はこれからだし、私は少ししんどくなってきたのでバイバイした。

『ふー…しんどいな…
食欲あんまりないからゼリーだけ食べて、薬飲んで寝ちゃお』

ゼリーを食べて薬が効いてきた頃、シャワーも浴びてすぐに寝た。

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